ウルル・カタジュタ観光に訪れる全ての観光客が宿泊をすることになる街エアーズロックリゾート、略称ARRの中にあるホテル「デザートガーデンズホテル(Desert Gardens Hotel)」に今回は宿泊をした。
ウルル観光でのホテル選定基準は一つで、できる限り安く宿泊できるホテルを探すということだったが、ケアンズの洪水によるオーストラリア旅行の日程変更を余儀なくされたので、ウルルの訪問日の確定も直前となってしまった影響で、ホテルも予約をできるところが限られている状況だった。
そのような状況でグレードが高く、今回のオーストラリア旅行で最も高い値段での宿泊となるものの他に空きがなく、こちらのホテルを選んだというわけである。
エアーズロックリゾート内には複数のホテルがあるが、数多く訪れる観光客に対してホテル数の制限があるため価格競争が起きにくく、需要過多で価格が上昇してしまっているという事情もありそうだ。
ホテル予約サイトagodaで予約をしたわけだが、260.68EUR(日本円換算で42,845円、クレジットカードの請求レート)とかなりの高額だが、このホテル以外はすべて空きがないのでやむを得ず宿泊するしかなかった。
さすがに、外で野宿やベンチで雑魚寝などはできる環境ではないので、ホテルに宿泊するという選択肢以外はあり得ない。
砂漠のど真ん中にあるエリアなので、他の街は周りにはなく、エアーズロックリゾート内のホテルは数には限りがあるので、できるなら余裕を持って早めにホテルを押さえておくに越したことはない。
エアーズロックリゾート内の「デザートガーデンホテル」宿泊記
「デザートガーデンズホテル(Desert Gardens Hotel)」はGoogleマップからも一目で見てわかる通り、砂漠のど真ん中に位置するホテルである。
ホテルのエントランス〜客室へ
今回のホテル宿泊記については、分かりやすくするために日時順不同で1泊2日の滞在の中で撮り溜めた写真を掲載していくことにする。
ホテルのエントランスは4つ星ホテルにしては質素な作りのように見えるが、このホテルが砂漠のど真ん中にあることは忘れてはならない。

エントランスのある建物内に入り、チェックインを済ませる。

砂漠にあるというのに、エントランスも清潔感のある作りになっている。

エントランスを抜けると、その先は客室へとつながる通路がある。

赤土に太陽が反射して周囲が赤く染まる景色を通り抜けると宿泊棟があるので、そちらの方向へと向かっていく。

砂漠のど真ん中にあるので、ホテルの客室自体は高層建築というよりも、2階建の客室棟が広いエリアにずらりと並んでいる形である。
部屋数を総計すると、合わせて218室もあり、部屋によってはエアーズロックリゾートのホテルの中で唯一ウルルの景色を直接みることができる部屋もあるのだという。

砂漠の中に緑があること自体不思議な感覚なのだが、プールまでついたリゾートホテルがあるのだから、これまでの固定概念を根本から覆させられる。

仮に、水の多く存在する地域のリゾートホテルと言われても何も驚かない。

こちらが屋外プールで宿泊者なら営業時間内で自由に入ることができるようになっている。
初日のホテルチェックイン時には晴れており、気温も高かったため、プールに入っている人を多く見かけたが、写真の撮影日である2日目の午前中のチェックアウト前には曇っていて、初日よりか気温も低かったせいか誰も入っている人がいなかった。

ホテルの敷地内はかなり広く散歩をしてみると、4つの旗が掲げられていた。
一番右の旗は誰でも知っているオーストラリア国旗、右から2番目の側はノーザンテリトリー州の州旗、右から3番目の側はアボリジナルピープルの旗、一番左の旗はトレス海峡諸島民の旗なのだそうだ。
トレス海峡諸島民とは何かという疑問が浮かび調べたところ、クイーンズランド州の北側からパプアニューギニアにかけて連なる島々に住むオーストラリアの先住民のことを指すようである。
ホテル側の意図としては、アボリジナルピープルやトレス海峡諸島民などの先住民に敬意を払う意味で旗を旗を掲げているのではないかと推測する。

日本ではたいていホテルに旗が飾られていても、国旗、市旗(県旗)、ホテル旗の3つが一般的であることから4つも旗が飾られていると何だろう?と気になってしまうのではないだろうか。

「ツインルーム」の客室
客室はツインルーム、ダブルルーム、デラックスルームなどがあるが、私が宿泊をするのはツインルームで、指定された部屋はもちろんウルルを見ることができる部屋ではなく、窓からの景色は赤土の砂漠が見える部屋である。
砂漠を見ながら、砂漠の真ん中でホテルに宿泊する経験など、人生のうちでも経験できる回数は多くないと思うので、かなり貴重な経験でもある。
2階建の1階177号室に宿泊をしたわけだが、1階のホテルにありがちな虫が入ってくることなどもなく、非常に清潔な室内だった。

設備も清潔感があり、値段相応の高級感のある部屋である。
バスアメニティの歯ブラシやスリッパ、高速Wi-Fiなどすべて完備されており、快適な滞在ができた。

数日宿泊をしていたい気分だが、そんなことをしていては資金が持たない。

ウルルサンセットの観光を終えてホテルに戻り、更には翌日の早朝にホテルを出発してウルルサンライズを見にいくわけなのでホテルでの滞在時間は短かったが、もっと長く滞在したいと思うほどの快適性があった。
正直に言えば、寝るためだけに宿泊するホテルとしてかなり勿体無いので、ホテル滞在をメインにしたいと思えるほどだった。

冒頭にも記載をした通り、数に限りがあるエアーズロックリゾート内のホテルを安く予約するには、数ヶ月前から予約をするべきなのだろう。

実は私が宿泊をしていたのは2023年12月31日から2024年1月1日にかけてだったので、年越しをしたのもこの部屋ということになる。
年越しの瞬間にはテレビで世界的に有名なシドニーのカウントダウン花火「シドニー・ハーバー花火大会」の様子をライブ中継しており、ウルルから年越しを祝うことができた。
私の人生で年越しの瞬間を海外で過ごす経験というのは初めての経験である。

同じタイミングでシドニーに滞在して直接花火を見るという選択肢もあったのだが、エアーズロックのリゾートホテル内から落ち着いて花火の様子を見ることができたわけだから、年末年始でウルルを訪れたのも間違った選択ではなかったと感じた。
テレビで花火を見た感想としては、海外の新年カウントダウンイベントはあまりにも盛大で、日本ではなかなか味わうことのできない年越しを味わえるのだなということである。
特に南半球だからこそ、年末年始は真夏の季節に該当するため、花火を観覧するにもぴったりな季節であることは間違いなく、夏の花火と新年カウントダウンという2つの意味を持つこの大イベントが人々をワクワクさせるのだろう。

客室と同様に、バスルームも清潔感があり、滞在する分には申し分なかった。

部屋の外にはバルコニーも付いており、赤土の砂漠を見ながらベンチに座って休憩などもできるようになっていた。

部屋のカードキーのデザインも赤色の特徴的な装飾となっており、ホテルエントランス付近にもモニュメントが置かれていた「PALYA(パリヤ)」という先住民アナング族の言葉で「こんにちは」「ありがとう」「素晴らしい」を表す文字も書かれていた。

ホテルから徒歩数分のレストラン「イルカリレストラン」で食事
2023年12月31日の夜はウルルのサンセット観光を終えて、ホテルに戻ってきたので既に時刻も21:00前となっており、私が宿泊していたデザートガーデンズホテルのレストランは既に閉店の時間を迎えていたため、エアーズロックリゾート内の別のホテルにあるレストランを探すことにした。
ホテルのスタッフなど手当たり次第に尋ねて、21:00を過ぎても入ることのできるレストランがエアーズロックリゾート内にあるかを確認したところ、あと30分程度なら営業しているところがあるから行ってみて!とのことでそのレストランへと向かうことにした。
そのレストランとは、エアーズロックリゾート内の別のホテル「セイルズ・イン・ザ・デザート(Sails In The Desert)」にある「イルカリ・レストラン(Ilkari Restaurant)」である。
デザートガーデンズホテルからも徒歩数分で移動できるので、リゾート内の星空の綺麗な夜道を歩きながら、イルカリレストランへと向かうことにした。
閉業時間も迫っている中での入店だったのでスタッフに問題ないかを確認したところ、食事の提供が可能とのことで何とか食事にありつけることができた。
基本的には予約が必要なビュッフェ形式のレストランということで、予約もせず閉店時間ギリギリに訪れた私が案内されたのはレストランの端の方にある少し照明が暗いエリア。

こちらのお店が閉まってしまっていたら他に営業しているレストランはスーパーなどはないので、翌日まで食事を何も取らず我慢しなくてはならなかったので、何とか間に合ってよかった。
問題はレストランの食事の値段であるのだが、メニューを渡されて確認してみるとあまりの値段に驚愕と言いたいところだが、驚くまでもなくオーストラリアの物価と輸送コストがかかるエアーズロックリゾート内ので食事ということを考えれば、想像通りの高額なメニュー料金だった。

私が注文をしたのはカレーのようなこちらの料理で、たったこれだけで値段は日本円に換算するとおよそ3,000円であった。
メニューの中で一番安いメニューを頼んでもこの値段で、量が少な過ぎて全く満腹にはならないが、これ以上料理を注文しても浪費をするだけなので我慢することにした。

節約と閉店までのカウントダウンの中で満足に食事を取ることはできなかったが、レストランの雰囲気自体はかなり素晴らしく、ビュッフェ料理を注文して、時間に余裕を持って食べることができたのならば、エアーズロックリゾートのレストランの中でも他ブログや記事でおすすめされているこちらのレストランを満喫できることは間違いない。

1泊2日でウルルを最大限観光しようとしているわけだから、時間的な余裕は無かったのだが、レストランで束の間の休息を取ることができた。



