シドニー空港に到着した私は一度荷物をホテルに預けるために、ホテルにチェックインをした上で、再び観光を再開して、シドニー最大の名所でもあるオペラハウスやハーバーブリッジを見るためにサーキュラーキーというエリアに移動する予定を立てていた。
シドニー空港とシドニーの市内中心部を結ぶ鉄道として「エアポートリンク(Airport Link)」が走っているので、これに乗車をすればシドニー市街地まで簡単にいくことができる。
本日のホテルはその中間地点に当たるセントラル駅周辺に予約をしているので、一旦ホテルにチェックインをした上で、身軽な状態でサーキュラーキーエリアへと向かう。
空港と市街地を結ぶシドニーの大動脈「エアポートリンク」に乗車
オーストラリア最大の都市でもあるシドニーは首都である勘違いをしている方も多いようだが、実際のところは首都はキャンベラでシドニーは経済の中心地である。
人口は500万人以上おり、日本と同じように四季があって比較的温暖な気候なので、かなり過ごしやすく世界で最も移住に適した都市の一つとして名前が上がるほどである。
実際に私が訪れた12月は南半球なので真夏の時期にあたるわけだが、湿度が低く、最高気温も25℃程度と本当に気候が良いのだと感じた。
地震もほとんどなく、日本人も多く居住している都市でもあり、移住をするには本当に適した場所なのだろう。
そんな大都市シドニーの大動脈である、シドニー国際空港とシドニー市街地を結ぶ鉄道が今回私が乗車した「エアポートリンク」である。

シドニー国際空港にはわかりやすい地図があり、これを参考にして、ケアンズから到着した第2ターミナルからDomestic(国内線)駅に移動して、エアポートリンクに乗車することにした。
まず最初に向かったのは本日のホテルを予約しているセントラル駅である。
先にホテルでチェックインをして、写真右側のオペラハウスなどがあるサーキュラーキーへと向かう。

建造物は実際の絵柄付きで紹介されているので、どの駅で降りれば良いか一目見ればわかるようになっている。
エアポートリンク自体は6分〜10分間隔で運行されているので、かなり待つことはないのだが、問題なのはその料金である。
シドニー国際空港の国際線ターミナルから市内中心部まで移動をすると、大人で20AUD~21AUD(日本円に換算すると約1,900円程度、2025年3月の換算レート)とかなり高額な金額となっている。
シドニー空港を利用すると運賃+空港使用料というものがかかり、ここまでの高額な価格になっているようで、「地球の歩き方」を読んでいると空港使用料を回避して、シドニー市内まで移動する方法があるようなのだ。
途中バスや鉄道を乗り継ぐことになるので、時間がない方や大きな荷物を持っている方にとっては不向きな方法だが、国内線ターミナル駅の一つ隣の駅である、Mascot(マスコット)駅から電車に乗ることで空港使用料の17AUD(日本円換算で1,600円程度、2025年3月の換算レート)程度がかからずに数百円のみで市内まで移動できるという。
事前のお得情報として知ってはいたものの、荷物の多さと、時間をかけてまでコストカットしても観光の時間がなくなってしまうので、今回は20AUD程度を払って空港から市内までエアポートリンクで移動をすることにした。

国内線ターミナル駅の隣に小さく書いてあるのが、Mascot(マスコット)駅である。

シドニー国際空港第2ターミナルと国内線ターミナル駅は直結をしているので、案内板に従い駅の方へと移動をする。
タッチ決済機能付きのクレジットカードがあれば、切符を購入しなくとも改札を通過することができる。

日本の自動改札と同様に交通系ICカードをかざす感覚で4色の円のマークがある場所にかざすだけで、クレジットカードから自動で引き落とされる仕組みである。
私の場合はクレジットカードを利用したが、シドニーにも日本のSuicaやPASMOなどと同様に、交通系のICカードOpal card(オパールカード)というものがあるので、こちらにチャージをして利用することも可能である。

駅のホームに向かう途中には大きな文字でプラットフォーム1はセントラル駅、シドニー市街地、サーキュラーキー方面と書かれている。

国内線ターミナル駅からエアポートリンクに乗車するため、ホームで列車の到着を待つ。

国内線ターミナルとあって、オーストラリア各地からシドニーに観光や帰省の目的で訪れるオーストラリア人が多いのだろう。

シドニーの交通の要衝「セントラル駅」に到着
およそ10分程度エアポートリンクに揺られて到着をしたのが、シドニーの交通の要衝で規模と乗降客数ともにシドニーのあるニューサウスウェールズ州で最大の駅である「セントラル駅(Central railway station)」である。
別の記事で紹介をするが、シドニーの世界的観光名所であるブルーマウンテンズ行きの列車の始発駅として、セントラル駅から列車が発車をしているので、ブルーマウンテンズに行かれる方は名前を覚えておきたい。

エアポートリンクが日本の列車と異なる点をあげるとすると、2階建の列車となっていることである。

翌日は大晦日となるため、シドニーで有名な新年のカウントダウン花火を見に世界中から観光客がやってくるわけだが、エアポートリンク自体はそこまでの混雑でもなかった。

セントラル駅と書かれたかなり目立つ看板がある。

ここまで大きな文字で書かれていれば見逃すことも少ないだろう。

連日オーストラリアの強い日差しを浴びているせいもあってか、日焼け止めを塗っているものの、どんどん日焼けが進行してきている。

ホームを出て、セントラル駅のコンコース方面へと向かっていく。

改札を出て、コンコースに到着をすると特徴的な形をした屋根が見えてきた。

アーチ型の特徴的な屋根のあるセントラル駅のコンコースは、英国統治時代の名残もあるのか英国訪問の際に見たセントパンクラス駅を彷彿とさせる駅舎だと感じた。
まるでハリーポッターの世界観かと思わせる光景が広がっているので、観光として訪れる価値のある場所でもあった。

時系列は前後してしまうが、この日の夜に再びセントラル駅のコンコースを訪れるとライトアップもあってか、さらにハリーポッターの世界観に没入できたような気がした。

セントラル駅の西側のホテルを予約していたので、シドニーの街並みを歩きながらホテルへと向かっていく。
ホテル編については別の記事で紹介しますので、そちらをご覧ください。
本来はオペラハウスなどのあるサーキュラーキーエリアにホテルを予約する予定だったのだが、翌日に控えたシドニーのニューイヤーカウントダウン花火の前日にして多くのホテルが埋まっており、空いているホテルも通常の3倍以上の値段となっていたため、やむを得ず花火会場からは少し離れたセントラル駅の周辺にしたという経緯がある。

写真右奥に見えるのが、セントラル駅の時計塔である。

風も少しあり、気温もちょうど良く、ケアンズから来た身としてはシドニーの過ごしやすさに驚いてしまうほどだった。

澄み渡るような青空も広がっており、それだけ空気も綺麗なのだと思う。

ホテルにチェックインを済ませて荷物を客室に置いて身軽になった私は、再びセントラル駅へ戻り時計塔の真下へと近づいてみることにした。

19世紀の英国で流行した建築様式であるヴィクトリア調で建造されたのがこちらの時計塔のようだ。

再びエアポートリンクに乗車して「サーキュラーキー」へと移動
セントラル駅のホームだが、日本の駅のホームとそこまで風景は変わらない。
セントラル駅から再びエアポートリンクに乗車して、シドニー最大の観光スポットである「サーキュラーキー(Circular Quay)」を目指す。

日本の駅の情報表示板と異なり、シドニーの情報表示板はモニターを縦型にして表示されている。
停車駅と何分後に列車が到着するかが書いてあるので、情報を一目で見ることができて非常に分かりやすい。

到着した列車に乗車して、2階席に着席したわけだが、ほとんど揺れることなく、乗り心地は非常に快適であった。
セントラル駅を出発するとシドニーの市街地へ進んでいくため、列車は地下に入っていく。
元々はセントラル駅がシドニー市内中心部に行くまでの終着駅だったのだが、鉄道の必要性に迫られて地上区間を通そうとしたが、街の開発が進んでおり土地の取得ができず、やむをえずに地下区間に線路を建設して、サーキュラーキー周辺まで鉄道を延伸したという経緯があるそうだ。

およそ10分程度でセントラル駅からサーキュラーキー駅に到着することができた。
サーキュラーキー駅を起点として、シドニーの世界遺産であるシドニーオペラハウスやハーバーブリッジなどを巡っていくことにする。



