キュランダスカイレールで終着駅のキュランダ駅に到着したので、これからはキュランダ村を散策していくことにする。
グレートバリアリーフの観光に続いて、天気も快晴で絶好の旅行日和であった。
サイクロンの影響で運休になった「キュランダ高原列車」の駅舎を見学
キュランダ駅から最初に向かったところが、サイクロンによる豪雨の影響で運休となってしまっていて乗車することができなかった「キュランダ高原列車(Kuranda Scenic Railway)」ある。
前編でも記載しているが、訪問日の2週間ほど前の12月12日に上陸したサイクロンによる100年に1度とも言われる大洪水が発生してしまい、残念ながら年末になっても運休は解除されなかった。
それどころか結果的には2024年の2月中旬まで運休となっていたそうなので、私が訪れたタイミングでは全くもって乗車することはできなかった。
当時の状況については、引用記事にも掲載されているのでぜひ読んでみてください。引用:ケアンズで100年ぶりの大洪水 NICHIGO PRESS
列車は運休となってしまっていたものの、駅舎自体の中には入ることができるようになっていた。

熱帯独特の植物がたくさん植っており、鉄道の駅舎とは思えない雰囲気がある。

キュランダ駅舎自体も田舎町の小さな駅舎の雰囲気を醸し出しているが、通常の運航時は多くの観光客で溢れているのだと思う。

駅のホームも植物がたくさん植っており、これだけでも絵になる。

ジブリの世界観を再現したと言っても過言でもないような雰囲気がある。

ただホームを歩いているだけでも絵になるので、キュランダ村に行くことがあったらホーム上で写真を撮影することも良いのではないかと思う。

駅の反対側のホームの方を見てみると、駅長室やトイレ、カフェなどが併設されている。

お客さんは誰もおらず、運休の影響でほぼ無人駅状態となっている。

普段はこの辺りも多くの観光客で賑わっているのではないか。

残念ながらトイレも閉鎖、カフェも休業中となっていた。
あれだけのサイクロン被害があった直後なのだから、安全を考えれば列車を運行できないのもやむを得ないのだろう。

行きはケアンズ市内からキュランダスカイレールでキュランダ村へ、帰りはキュランダ高原列車でキュランダ村からケアンズ市内へ戻る(逆もまた然り)コースが旅行では一般的なのだそうだ。
残念ながら私は往復ともにスカイレールでの移動となったわけだが、行きと帰りで異なる車窓をみることができればなおさら楽しかったのではないかと思う。
キュランダ高原列車に乗る前に、ホームにあるカフェで紅茶を1杯、みたいなことをしてみたかった。

また次にケアンズ旅行に行くのはいつになるかわからないが、その時の楽しみとしてキュランダ高原列車の旅を残しておいたとボジティブに解釈をすることにした。

世界遺産の森に囲まれた「キュランダ村」の街並み散歩
その後も徒歩で移動をしていると、キュランダ村の街並みがようやく見えてきた。
小さな雑貨屋や軽食、お土産屋がメイン通りにたくさん並んでおり、多くの観光客で賑わっている。
キュランダ村は小さな村だが、実際に訪れてみると活気があり、国内外問わず多くの観光客が訪れているわけだが、日本人の割合もかなり多く何度も日本人とすれ違った。
私の偏見もあるとは思うが、すれ違う人の2〜3割程度が日本人なのではないかと思うほどに、日本人観光客が多かったように思う。

イメージとしては、熱帯雨林の中にある村として自然と調和した綺麗な村だと感じた。

お土産などもたくさんあるので、ケアンズ土産をキュランダ村で購入すると良いかもしれない。

午前中のグレートバリアリーフ観光から飲食をしていなかったので、マーケットの並ぶキュランダ村の中心部にある「Annabel’s Takeaway Pie Shop」というお店で昼食を食べることにした。
「BAKERY」とありパンも販売されていたので、ウインナー入りのパンとオレンジジュースの軽食で済ませることにした。
この日も気温が30℃を超えており、暑い中を長い間歩いていたせいもあってか、空腹にはなっていなかった。

店の前のベンチに座ってパンを食べながら過ごす時間があったおかげで落ち着くことができた。

コアラを抱っこできる植物園「キュランダコアラガーデンズ」訪問
キュランダの街自体は1周15分程度で歩くことができ、キュランダの街の中心部から簡単にアクセスできるのが、キュランダ村の観光の目玉「キュランダコアラガーデンズ(Kuranda Koala Gardens)」である。
「ヘリテージマーケット(Heritage Markets)」の中にキュランダコアラガーデンズとバードワールドキュランダという動物園があり、私が訪れたのがコアラを抱っこすることができるキュランダコアラガーデンズの方である。

オーストラリアといえば、コアラを抱っこして記念撮影をするイメージがあるが、実はコアラ抱っこができる動物園は限られているという。
今回私が訪れているケアンズのあるクイーンズランド州や南オーストラリア州、西オーストラリア州などはコアラ抱っこが州によって許可されているが、シドニーやメルボルンなどの大都市のあるニューサウスウェールズ州などではコアラ抱っこがそもそもできないようになっている。
コアラ抱っこ目的でシドニーやメルボルンに行ったのにできなかったということがないよう、事前にしっかりと調べてから訪れることをお勧めしたい。
近年ではコアラ抱っこを求める観光客が多く、コアラがそれによるストレスを抱えてしまうそうで、コアラ抱っこが可能な州の動物園でも年々コアラ抱っこの規制が厳しくなってきているのである。

私もコアラ抱っこ目的でキュランダコアラガーデンズを訪れたのだが、コアラの負担軽減のために人数制限を設けており、残念ながら規定の人数に達してしまっていたようでコアラ抱っこはできなかった。
どうしてもコアラ抱っこがしたいということであれば、ツアーに申し込むか、コアラ抱っこセッションの開催される時間帯に訪れることが必要になってくるようである。
抱っこはできなかったものの、寝ているコアラを見ることができた。

30℃以上の気温のせいでぐったりしているのか、全く起きる気配を見せない。

少し待っていると、ようやくコアラが起き出したが、まだ眠そうである。

奥にはあまり活発に動かないコアラたちが何匹か休んでいる様子が見える。

扇風機もありコアラにとっては快適な環境が与えられているのだと思うが、人間と同じで暑さにはやはり勝てないのだろう。

コアラに限らず、さまざまな動物が飼育されており、ワニを見ることができた。

コアラと同様に気温が高いせいで5匹いるワニ全てがぐったりしているように見える。

水がめの近くにはカメと日本ではみたことない大きさのトカゲのような動物がいる。
体長30cm程度はあるこちらのオオトカゲは実は野生の動物で勝手に動物園の中に入ってきているようなのだ。

動物園内を歩いていても、柵のないところを自由に野生のオオトカゲが歩き回っていた。
写真左下の木によじ登っている姿だけを見れば、トカゲでなくヘビのようにも見えてしまう。

さらにはカンガルー?ワラビー?も暑さのせいかあまり動いてない。

こちらの動物はワラビーで、カンガルーよりも体の大きさがすこし小さい。
カンガルーとワラビーはどちらもカンガルー科の動物なのだそうだが、体の重さによって呼び名が変わるのだという。
一番大きい個体がカンガルーで、中くらいの個体がワラルーで、一番小さいのがワラビーだという。

芝生の奥で横になっているのは体が大きいのでカンガルーなのではないだろうか。
手前には体が2回り以上小さいワラビーの姿も見える。

とても気持ちよさそうに芝生の上で2匹並んで日向ぼっこをしているカンガルーたち。

こちらは、近づいても全く怖がらないワラビーである。

キュランダ村〜ケアンズ中心部のホテルへ移動
オーストラリア2日目の観光もこれで終了として、行きと同様にキュランダスカイレールに乗車してケアンズ市内へと再び戻ることにした。
オーストラリアを歩いていると至る所に見かけるこちらの看板は横断歩道があることを示す看板なのだという。
英国紳士の足元のような絵柄でかなり目立つので、オーストラリア旅行の記念に写真撮影するのも良いのではないだろうか。

往路と同様に乗車してきたスカイレールを帰りは途中下車をすることなくケアンズ側の始発駅であるスミスフィールド駅まで向かっていく。
行きと違い、帰りはキュランダ村を観光していた多くの観光客と一緒に下山することになり、ゴンドラに乗車するまでに数十分ほど待つことになった。
やはりここでも日本人に大人気なのか、スカイレールの日本人スタッフの方もおり、私の前方に並んでいた日本人観光客に日本語で案内をしていた。
他にも行列の中にも数人日本人がいたので、キュランダ村は本当に多くの日本人にとって人気があるのだと思う。

相乗りのゴンドラなので自由はなかったが、帰りも熱帯雨林の中を爽快にスカイレールで移動することができた。
キュランダ高原列車が運行休止となっているので、本来は分散される観光客たちがスカイレールの方に集中してしまっているということなのだろう。

スミスフィールド駅に到着すると、ケアンズ市内のホテルまで無料かつ予約なしで送迎してくれるバスが出ているという話を聞いたので、バスに乗って宿泊ホテルの「Hotel tropiq」へと戻ることにした。
スミスフィールド駅からケアンズの市内中心部までは約15km、車で15分程度の距離があるので、本当にバスでの送迎をしてもらうことができて助かった。
オーストラリアの物価で、この距離をUberタクシーで移動すれば数千円はかかってしまっていただろう。

無事にホテルまで送り届けてくればバスに感謝。
周辺のホテルで降車する観光客たち数組ををぞれぞれのホテルで降ろしたあと、私のホテルが一番遠かったのか最後に降ろしてくれた。

この日はグレートバリアリーフとキュランダのケアンズ2大世界遺産を巡ることができたので、事前に組んでいた旅程通りトラブルもなく観光することができた。
ホテル到着後はホテルで休憩して、翌日からのシドニー移動に向けて調整することにした。


