シンガポールのナイトショーとして有名なのが、前の記事のガーデンズ・バイ・ザ・ベイのガーデンラプソディとマリーナベイサンズで開催される「スペクトラ(Spectra – A Light & Water Show)」である。
これらの2つのショーを合わせて、シンガポールの2大ナイトショーと言われている。
今回はそんな光と水のショーをマリーナベイサンズの足元で見てきたので記事にしたいと思う。
「ガーデンラプソディ」の会場から「スペクトラ」の会場へ移動
19:45から開始された光と音のショー「ガーデンラプソディ」を見終わった後、会場に来るときに通った道を戻り、さらにはマリーナベイサンズの内部を通り、「スペクトラ」が開催される会場へと向かう。
「スペクトラ」が開催されるのは、マリーナベイサンズの西側のマリーナ・ベイエリアとなっている。
先ほどまで見ていた「ガーデンラプソディ」はマリーナベイサンズの東側のエリアだった。
Googleマップで見てみると大回りをするルートになっているが、「ガーデンラプソディ」の会場から「スペクトラ」の会場まではマリーナベイサンズの内部を通ることができるので、表示されている時間よりももっと早く到着することができる。
体感としては、10分〜15分程度で双方の会場を移動できたはずだ。
こちらはマリーナベイサンズの東側から西側へと移動する際に東側から撮影した写真である。
昼間と違い、夜のマリーナベイサンズも魔境のような雰囲気があるので一度は見ておきたい。

今回は行くことができなかったが、巨大な観覧車「シンガポール・フライヤー(Singapore Flyer)」までも遠くに見ることができた。
この写真は橋の上から撮影しているが、この橋を渡るとマリーナベイサンズの中へと入っていくことができる。

ガーデンラプソディが終了し、同じようにマリーナベイサンズの中へと向かっていく人の列があるので、それに従って歩いていけば良いだろう。
私と同じように海外からシンガポールに来ていた子供に、私のことを現地人かと思ったのか「どうやったらスペクトラの会場まで行けますか?」と道端で質問された。
咄嗟に聞かれ、私も人流に沿ってマリーナベイサンズの方向に歩いていただけだったので、何も答えることができず「I’m stranger here. この辺は詳しくないです。ごめんなさい。」と言ってしまった。
うまく答えてあげられなかったことについては、その後何度か「しっかり答えられればよかった。」という気持ちになった。
マリーナベイサンズの渦潮噴水「レイン・オキュルス 」
さらに歩いていくとマリーナベイサンズの中を通り過ぎて西側の正面エントランスへと到着することができた。
ここまで来れば目の前でスペクトラが開催されるので全く問題ない。
スペクトラの開催まで時間があったので、少し会場の周辺を散歩していたところ巨大渦巻きを発見。
こちらは「レイン・オキュルス(Rain Oculus)」という 決まった時間に開催されるイベントのようだ。
毎日10時、13時、15時、17時、20時、21時半、23時(変更の可能性あり)の各回で約15分のパフォーマンスが行われているという。
私が訪問したタイミングは20時過ぎだったので、20時開始のイベントを途中から見たということになる。

国際的な環境芸術家のネッド・カーン氏によるアート作品で、直径22メートルのアクリル製で出来た半球型のホールから、2階下のマリーナベイサンズのショッピングモール内にある運河へと毎分2万2000リットルもの水が流れ落ちていくそうだ。
今回は地上からしか見ることができなかったが、地上からと、地下からの2つの視点から見る事ができるようになっている。
イベントが開催されていること自体全く知らなかったが、思わず足を止めて見てしまうほどだった。

光と水のショー「スペクトラ(Spectra)」
そしていよいよ、20時〜、21時〜(金・土曜は20時〜、21時〜、22時〜)で開催している約15分の光と水のショー「スペクトラ」の時間がやってきた。
シンガポールのマリーナ・ベイエリアで開催される無料の光と水のショーが「スペクトラ(Spectra)」である。
今回私が見るのは、20:00開始のショーはガーデンラプソディを見ており、見ることができなかったので、21:00開始のショーである。
シンガポールの2大ナイトショーを1日で両方見るには、私が回ったルートと同じところを辿るのが一般的だと思う。
シンガポールの代表的な観光地であるマリーナ・ベイ・サンズの前の広場で開催され、夜景とともに、幻想的な音楽と光、噴水の演出が融合した素晴らしいパフォーマンスを楽しむことができる。
無料のショーとなるので、より多くの人がこのショーを見に集まってくる。
特に座る座席などはないので、地面に直接座るか、立ちながら見るかのどちらかになる。
私は開始時間21:00の30分前ぐらいから一番見やすい最前列の手すりの前に座って待つことにした。

まだショーが始まる前ではあるが、シンガポールの金融街の高層ビルを眺めることができるので待機していても全く飽きない。

シンガポールの素晴らしい夜景を目の前に待機していると一瞬で時間が過ぎ去ったいった。
開始時間が近づくにつれてどんどん人も集まり、最終的には最前列は身動きが取れないほどの人になった。
早めに最前列の場所どりをしておいて良かったと思う。

21:00となりいよいよショーが開始された。
まさかの噴水にプロジェクションマッピングという素晴らしい装飾となっている。
シンガポールの文化や自然をテーマにした映像が水のスクリーンや噴水に投影されることで、シンガポールの歴史、未来、そして環境への取り組みを表現しているという。

光、音楽、そして水の演出が一体となって繰り広げられ、プロジェクションマッピングで映し出される美しい映像とシンガポールの音楽や世界中の音楽がシンクロしている。

音楽がかなりの大音量で流されているので、その分会場に吸い込まれる気分にもなる。

青色のライトに変わり、神秘的な雰囲気を醸し出している。

水面にプロジェクションマッピングで映像を映しているのは初めて見たので感動的だった。

マリーナベイサンズや周辺の高層ビル群をバックにした映像とライトの演出は、シンガポールならではの近未来的な美しさを表していて、未来へとタイムスリップをした気分になる。

ショーの終盤にはカラフルなライトが出現した。

事前にGoogle検索候補で「スペクトラ」が大したことないとか、規模が小さいとかのコメントを見ていたが、実際の感想としては繊細な演出で素晴らしかったと思う。
「ガーデンラプソディ」があまりにも壮大なので、それを見た後にこちらのショーを見ると上記のコメントのような気持ちになるのも分からなくもないが、「スペクトラ」はまた方向性が違うので、可能なら両方の光のショーを見てみるのがベストだろう。

2つの光のショーを続けて無事見ることができて良かった。
事前に双方のショーを見ることができるようにスケジュールを組んでいたので、それが功を奏した形だ。
19:45開始のガーデンラプソディを見て、終了後徒歩でマリーナベイサンズへと向かい、21:00からのスペクトラを鑑賞するというスケジュールだった。
これでシンガポール2日目の観光は終了として、ホテルに戻ることにした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。次回は#11に続きます。


