カンボジアは、歴史的な遺跡、豊かな文化、美しい風景が魅力的な旅行先ですが、注意が必要な国でもあります。
特に、首都プノンペンと観光地として有名なシェムリアップでは、現地の文化や慣習、交通事情などに気をつけるべきポイントがいくつかあります。

歩き方
本記事では、カンボジア旅行の際に安全面、文化的な違い、健康管理、交通、観光地での注意事項などについて詳しく紹介します。これからカンボジアを訪れる予定の方は、ぜひ参考にして、快適で楽しい旅行をお楽しみください!
1. ビザとパスポートの確認
1-1. カンボジアへのビザ
カンボジアに日本人が訪れるためには、ビザを取得する必要があります。
観光ビザは、30日間の滞在が可能で、観光目的であれば通常は「観光ビザ(T/Visa)」を取得します。
観光ビザは、空港(アライバルビザ)の申請、またはオンラインでのeVisa申請が可能です。
- eVisaの取得:カンボジア政府公式サイトからオンライン申請が可能です。簡単に申請でき、通常は数日以内に承認されます。事前にeVisaを取得しておけば、空港での手続きをスムーズに行えます。2025年1月1日からe-VISAの料金が値下げされました。以前は観光ビザが$36でしたが、2025年1月1日からは$30となりました。
- アライバルビザの取得:プノンペンとシェムリアップの国際空港のみで空港到着時に申請できるビザです。申請には、パスポート、顔写真、大使館所定のカンボジアビザ申請書が必要です。申請書は飛行機内で配布される場合もありますが、基本的には空港で提供されますので、その書面に記載することになります。ビザ代は観光ビザがUS$30、ビジネスビザがUS$35です。

の歩き方
2025年1月1日からはeVisaとアライバルビザの「観光ビザ(T/Visa)」取得における料金が同額($30)となりました!
カンボジアビザについては詳しく解説をしていますのでこちらをご確認ください!
1-2. パスポートの有効期限
カンボジアに入国する際、パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っている必要があります。
旅行前にパスポートの有効期限を確認し、万が一期限が切れそうな場合は更新手続きを行いましょう。
2. インターネット環境と通信
2-1. インターネット制限
カンボジアでは、インターネットの利用は比較的自由ですが、速度が遅いことが多く、特にシェムリアップなどの地方では接続が不安定な場合もあります。
主要な都市ではWi-Fiを提供するカフェやホテルが多いため、インターネット環境には困りませんが、事前にSIMカードを購入しておくと便利です。
2-2. SIMカードの購入
カンボジアに到着したら、SIMカードを空港や街中で購入できます。
観光地では、Smart、Cellcard、Metfoneなどのキャリアが提供しているプリペイドSIMカードが一般的です。
SIMカードの料金は非常に安価で、1GBのデータプランが2~3USD程度で購入できます。
3. 健康管理と予防接種
3-1. 食事と水の注意
カンボジアでは、水道水は飲まないようにしましょう。
飲料水としては、ミネラルウォーターを購入するのが一般的です。衛生状態が気になる屋台や食堂では、特に生ものや氷を避けることが推奨されます。
屋台で食事をする際は衛生面に気をつけ、清潔な店を選ぶようにしましょう。特に生野菜や果物の取り扱いには注意が必要です。
3-2. 予防接種
都市部の観光のみで短期滞在であれば予防接種は必要ない可能性が高いですが、農村部や長期滞在をされる方は、カンボジアに旅行する前に、予防接種を受けましょう。
特にA型肝炎、B型肝炎、破傷風、チフス、狂犬病などの予防接種が推奨されています。医師と相談して、必要な予防接種を受けることをおすすめします。
特にシェムリアップ周辺や郊外に出かける場合はデング熱のリスクがあるため、蚊よけ対策(虫除けスプレーやネット)をしておくことが重要です。
マラリアについては、プノンペンやシェムリアップではリスクはないか、ごくわずかです。
3-3. 健康保険の確認
旅行中に病気やケガをした場合、特に地方では医療施設が整っていないこともあります。
そのため、旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
海外旅行保険には医療費や救援費用をカバーするものがありますので、安心して旅行を楽しむために保険に加入しておきましょう。
また、クレジットカードの付帯保険に加入している場合には、保証内容の範囲をしっかりと確認しておきましょう。
4. 交通と移動手段
4-1. タクシーとトゥクトゥク
カンボジアでは、タクシーやトゥクトゥクが主な交通手段です。
特にトゥクトゥクは観光地でよく利用されるため、事前に料金交渉を行うことが大切です。
トゥクトゥクはタクシーのようにメーター制ではなく、料金は交渉制が一般的です。事前に目的地までの料金を確認し、交渉してから乗るようにしましょう。
4-2. 公共交通機関
プノンペンやシェムリアップには、公共バスやミニバスもありますが、運行の頻度や時間帯が不規則なことが多いため、タクシーやトゥクトゥクを利用する方が便利です。
市内の主要バス路線は、あまり混雑しないため比較的快適ですが、観光目的の移動には少し不便かもしれません。
4-3. 歩きや自転車
観光地では歩くことが多くなりますが、特にプノンペンの街中やシェムリアップの町では、自転車を借りることもできます。
観光地を効率よく巡るために、徒歩や自転車を利用するのも一つの方法です。
5. 観光地での注意事項
5-1. アンコール遺跡群(シェムリアップ)
シェムリアップのアンコール遺跡群は、世界遺産にも登録されている壮大な遺跡です。観光中には以下の点に注意が必要です。
- 早朝の訪問:アンコールワットの日の出を楽しむために、早朝から訪れる観光客が多いですが、暑さ対策と水分補給を忘れないようにしましょう。
- 観光地でのマナー:遺跡内部では、ガイドの指示に従い、立ち入り禁止エリアに入らないようにしましょう。また、遺跡での写真撮影には制限がある場合があります。
5-2. トゥール・スレン虐殺博物館(プノンペン)
プノンペンのトゥール・スレン虐殺博物館は、カンボジアの悲しい歴史を学ぶために訪れる場所です。
ここでは、カンボジアのクメール・ルージュ政権下での悲劇を伝える重要な博物館となっています。
展示内容が非常に重いため、訪れる際は心の準備をしてから行くことをお勧めします。
5-3. シェムリアップ周辺の村
シェムリアップの郊外では、伝統的な村を訪れることもできますが、ここでは貧困や過剰な物売りが見受けられることがあります。
観光地での購入や物売りに関しては、無理に購入しないようにすることが大切です。
6. 安全と治安
6-1. 犯罪への注意
カンボジアの治安は、一般的には良好ですが、スリやひったくりに遭うことがあります。
特に観光地や繁華街では、貴重品を肌身離さず持つことが重要です。
夜間の外出時は、明るい通りを選ぶようにし、ひとけの少ない場所には近づかないようにしましょう。
6-2. 薬物と違法行為
カンボジアでは薬物の所持や使用は厳しく禁じられています。
違法行為に関わらないように十分注意しましょう。
7. カンボジア文化とマナー
7-1. 礼儀と文化的な配慮
カンボジアの文化では、挨拶や礼儀が大切にされています。
地元の人々と接する際には、以下の点に注意しましょう。
- 握手:一般的に握手が挨拶の方法ですが、強く握りすぎないようにしましょう。
- 帽子や靴を脱ぐ:寺院や遺跡では、帽子や靴を脱ぐことが一般的です。
- 手を使って食べない:カンボジアでは、食事の際に右手を使って食べることが推奨されます。
7-2. チップ文化
カンボジアでは、チップの習慣はなく基本的に不要です。
感謝の気持ちとしてチップを渡す場合には、ガイドや運転手、レストランのスタッフには1日1〜3USD程度が一般的です。
8. まとめ
カンボジア、特にプノンペンとシェムリアップは、豊かな歴史と文化、魅力的な観光地を楽しめる素晴らしい場所です。
しかし、旅行前に知っておくべき注意点や文化的な違いを理解し、事前に準備しておくことで、より安心して旅行を楽しむことができます。
現地での健康管理や交通手段、マナーに気をつけ、安全で快適なカンボジア旅行をお楽しみください。



