世界には7つ星ホテルが2箇所あるということを聞いたことがあるでしょうか?
そのうちの一つはUAEのドバイ、もう一つは実はブルネイにあるのです。
ホテルの公式格付けでは5つ星ホテルを超えるホテルは存在しませんが、そのラグジュアリーさが5つ星ホテルを上回るという意味で「7つ星」ホテルが存在しているのです。
その世界に二つしかない7つ星ホテルというのは、ドバイにある「Jumeirah Burj Al Arab Dubai」と、ブルネイにある「The Empire Brunei」です。
今回は、せっかくブルネイを訪れたので、思い切ってジ・エンパイア・ブルネイ(The Empire Brunei)に1泊2日で宿泊をしたので、その宿泊記となります。
破格の7つ星ホテル「ジ・エンパイア・ブルネイ」宿泊記
世界有数の産油国で一人当たりの国民の所得水準も非常に高く、社会福祉も充実をしており、「永遠に平和な国」と呼ばれるブルネイは、まさにユートピアのような世界です。
そんなブルネイの富の象徴というべきホテルが、首都のバンダルスリブガワン中心部から車で簡単に移動できる距離にあるのです。
広大な南シナ海の面しており、プライベートビーチや7つのプール、ゴルフコース、レストラン、ボウリング場など、まさに一つの街とも言えるような施設がホテルの敷地内に揃っています。
実際にホテルを歩いてみると分かりますが、エントランスは純金と大理石で飾られ、豪華絢爛そのもののようなホテルで圧倒されます。
最大の特徴は世界最高級のホテルにも関わらず、比較的にお手頃な価格で宿泊ができるという点で、私が宿泊をした日も1泊2日で36,018円でした。
ドバイの7つ星ホテルに宿泊をすれば一泊で数十万は下らないことを考えると、7つ星ホテルとしては破格の値段で宿泊ができるのです。
宿泊をせずとも富裕層になった気分を味わえる場所なので、ブルネイ旅のコースに加えるべきだと強く思います。
ホテルエントランス
元々宿泊をする予定はなかったのですが、どうせ観光に行くのなら、一生に一度の経験として宿泊をしてしまおうということでエンパイヤ・ブルネイに宿泊をしました。
1泊4万円弱は高いですが、週末の東京のホテル価格を参考にしてみると、ビジネスホテルでも普通に3万円を超えてくるような状況を考えれば、7つ星ホテルにこの値段で宿泊できるというのは、まさに体験への投資と言っても良いと思います。
宿泊できるということで楽しみにしていたホテルに到着。
まずは、エントランスからです。

今回はレンタカーでやってきたので、地下の駐車場にレンタカーを停めます。
周囲に停めてある車は、どれも高級車ばかりなので、傷をつけないように気をつけます。
地下駐車場の出口を出るとエントランスの目の前に出るので、移動も非常に楽なのです。

エントランスは、まさに最高級ホテルそのもの。
スーツケースを転がして建物に入ろうとするとドアボーイが荷物を持ってくれます。

エントランスホールは、眩しいほどの装飾ばかりです。
身分不相応のホテルに来てしまったと思いつつも、何とか頑張れば手が届く程度の価格で宿泊をすることができるので、これはまさに体験への投資です。
物にお金をかけるよりも、体験にお金をかけたい主義なので、これで良いのです。

ロビーラウンジ(Lobby Lounge)
チェックインを済ませたあとは、ホテルのスタッフが今回私が宿泊をする部屋まで、まさかのバギー(運転手付き)で連れて行ってくれるというサプライズ。
というかサプライズでも何でもなく、ホテルの敷地内が非常に広いので、建物間の移動は基本的に無料の運転手付きのバギーで移動をすることになります。
正直に言って、今までそんなホテルは見たことがありませんでした。
客室については本記事の最後に紹介をするとして、まずはエントランスを進んだ先にあるホテルのロビーラウンジ(Lobby Lounge)をご紹介したいと思います。

ホテルロビーには、すべてのフロアを突き抜けるように立つ大理石の柱と、映画のセットかのようなラウンジがありました。

夜遅くに来てみると、誰もいないので豪華絢爛なロビーをほぼ独占できます。
大理石、純金の装飾、などとまさに富の象徴のようなものが並びます。

ロビーには、天窓や巨大な窓など、太陽光が入る造りとなっており、昼間はリゾートホテルとしての絶景を望むことができるようです。
昼間の景色は、翌朝の楽しみとしておきましょう。

チェックイン、チェックアウトは、写真左側のエントランスカウンターで行ないます。
日本語は使えませんが、簡単な英語が話せれば特に問題はないでしょう。
スタッフさんの気遣いも本当に素晴らしいホテルでした。

地球の歩き方によると、床や柱にはイタリア製の大理石が使われ、なんと装飾には24金が使用されているのだそう。
通りで、美しいわけだ。

ガラスの向こうには、ライトアップされたプールが見えますね。

ロビーラウンジには、グランドピアノも設置され、営業時間中には優雅な時間を楽しめそうです。
実際はどうか分かりませんが、ピアノの生演奏などもあるのでしょうか。

スケールも非常に大きく、まさに規格外です。
空港のVIPラウンジですら、なかなかここまでの美しさの場所はないでしょう。

1階から大理石の柱を見上げてみます。
圧倒的な大きさとスケール。

夜間にも関わらず、設備に夢中で写真を撮影しているのは私だけ。
スタッフに見られると少し恥ずかしさすら感じました。

ロビーラウンジの目の前は、ホテルエントランスですからね。

こちらは翌朝の写真です。
外の景色が見えると、余計に豪華絢爛さが際立ちます。

今朝の天気は、曇りというのが少し残念です。
晴れていれば一面ガラス張りの外装から光が差し込み、室内の美しさをより際立たせるはずです。

個人的には夜間よりも昼間の方が、より建築美が目立つので綺麗です。

アフタヌーンティーもこちらで楽しめるようです。

プールの景色も楽しめます。

どの視点から見ても、圧倒的な光景でしたね。

プライベートプールと中庭
宿泊初日の夜間でしたが、プールサイドも歩いてみることにしました。
時刻は20:30ごろですが、風も強く吹いていたせいか人の姿は見かけませんでした。

夜間でもライトアップされており、普通に散歩を楽しむことができます。

エントランスのあるアトリウムビルディングが左にあります。
全体的にエントランスを含めても、あまり人の姿は見かけません。

敷地があまりにも広いせいで、宿泊客は大勢いると思いますが、人にである確率が低いのです。
特に夜間は多くの人々が豪華な自室に滞在するため、わざわざ外を歩く人は少ないのでしょう。

夜のリゾートにしかない雰囲気があって、ナイト散歩も気持ちが良いものです。
海風は強いですが、雨上がりで暑くもなく心地よい環境でした。

アトリウムビルディングを外から見てみると、ロビーラウンジも含めて中の様子をはっきりとみることができるくらい、館内は明るくなっていました。

まさにプールは南国のナイトプールという感じですね。

相変わらずの静けさ。
観光客は一人も見かけません。

ラグーンビルディング
私が今回宿泊をしたお部屋があるのが、エントランスのあるアトリウムビルディングからバギーでおよそ3分程度離れたところにあるラグーンビルディングです。
ノースラグーンと、サウスラグーンがありプールもあります。

こちらがプールです。
昼間はプールに入る宿泊客の姿も見かけました。

宿泊部屋のある建物の廊下からですが、まさにリゾートホテルそのものです。
あまりにも高いので、下を見下ろすのが怖いくらいです。

ジ・エンパイア・ブルネイ カントリークラブ
メインエントランスや、そのほか宿泊棟からはかなり離れたところにあり、私が宿泊をしていたラグーンビルディングからはバギーで5分ほど移動をした場所にあるのがカントリークラブです。
主にスポーツ施設として、宿泊者は無料で利用をすることができます。
もはやスポーツセンターかと思うほどで、館内ではエアロビクス、バドミントン、バスケットボール、ボウリング、ゴルフ、ジム、屋内プール、スカッシュ、卓球、テニスなど、これでもかというくらい充実している施設です。
私も実際に卓球やバスケットボールをプレーしてきました。

こちらはバドミントンスペースです。
日本人の宿泊客も多く見かけましたね。
むしろカントリークラブを利用しているほとんどの客が日本人でした。

客室(スーペリアルーム)
ジ・エンパイア・ブルネイには522室もの客室がありますが、その中でも最もオードドックスなスタイルの客室であるスーペリアルーム(Superior Room)に宿泊をしました。
部屋のサイズは圧巻の大きさで、なんと60㎡もありました。
普段泊まらないサイズの大きさなので、何だか慣れません。

部屋はクラシックな雰囲気もあり非常に居心地の良い空間です。
アメニティやありとあらゆるサービスが揃っており、何も不自由はありません。

まさに映画に出てくるような世界観です。
自室に滞在している時間が心地よく、外に出たくなくなります。
客室以外にも、素晴らしい施設がたくさんあるので、自室にいるだけではもったいないです。

個人的にはこれまでの人生で宿泊をしてきた中でも、3万円ほどでこれほどのお部屋に宿泊できたというのは、滅多にない経験、というか初めての経験です。
リーズナブルにも関わらず、極上体験ができるという点で大変魅力的だと思います。

あまりにも広いので部屋のどこにいるか迷ってしまうほどでした。
客室はこの部分だけではなく、別にバスルームやトイレ、バルコニーなどもあります。
それぞれの部屋が斜めに作られているので、隣の部屋の目を気にすることなくバルコニーに出ることもできるという配慮もありました。
さすがは世界最高級ホテル、こだわりが尽きません。

VIPの書斎かと思うようなテーブルもあります。
テーブルには館内の案内やサービスの内容などが書かれた紙が置いてあります。

ホテルの案内でさえも、上質な紙を使用しており、高級感を感じます。
世界最高級ホテルというのは、こういう部分にもこだわるのですね。

もちろん大きなテレビも完備です。

ブルネイはイスラム教の国でもあるので、客室内には祈祷の時間が書かれた紙がありました。
そして矢印とともにアラビア語が書かれたカードのようなものもありました。
おそらくこれは、メッカの方向を示していると思われます。

客室内にあるミニバーもなんとすべて無料です。
せっかくなので美味しくいただきました。
イスラム国家なので、残念ながらお酒はありませんでしたが。

ミニバーはドリンクだけではなく、ちょっとしたお菓子もありました。
こんなにあっても食べきれないほどです。

そしてこちらがバスルームです。
大きなバスタブもあり、普通のホテルなら客室の大きさのバスルームです。

バスルームだけではなく、シャワールームも別にあります。
最も一般的な客室ですらこの豪華さなのに、最上級の部屋は一体どうなっているのでしょうか。

トイレもまた部屋が分かれています。
多目的トイレほどのスペースがあり、開放感がありました。

翌朝、ホテルの窓から眺めた外の景色です。
海まで続く赤色の屋根はすべてホテルの敷地内にある建物です。

7つ星ホテルへの滞在は夢のような時間でした。
またいつか、このホテルを訪れたいと思いましたね。

バギーでメインエントランスへ移動 チェックアウト
1泊2日のジ・エンパイア・ブルネイへの滞在を通して何度もお世話になったバギーです。
深夜時間帯を除き、日中、夜間ともに無料のバギーが敷地内を走行しているので、移動の用事があればフロントに電話で連絡したり、直接スタッフに要望を伝えたりして乗ることができます。
宿泊の最後には、客室のあるラグーンビルディングから、エントランスのあるアトリウムビルディングまでバギーで移動をしてもらうことにしました。

事前に客室の内線電話でフロントに手配依頼をしておいたので、部屋を出ることには、ラグーンビルディングの正面で待機をしてくれていました。
敷地が広いリゾートホテル内では、本当にありがたいサービスでした。

バギーなので、大きな荷物をとともに簡単にエントランスへ移動します。
こちらが今回お世話になった宿泊棟のラグーンビルディングです。
バギーは結構スピードが出るので、風を切りながら走りとても気持ちが良いです。
用事がなくても乗ってみる価値はあります。

1泊2日の短い滞在でしたが、充実したサービスに大満足のホテルステイとなりました。
ぜひブルネイを訪れることがあったら、ジ・エンパイア・ブルネイへと足を運んでみてください。
きっと充実したホテルライフを楽しむことができるはずです。
リーズナブルな価格で最高級ホテルに宿泊できるのもありがたいですね。


