高雄の龍虎塔を見学した後、ツアーバスで台中まで戻ってきた。
高雄から台中までは約200km、バスで2時間半以上かかった。
そして今回のツアーの目玉の一つである日本製の台湾新幹線に乗車する。
ツアー一行は高鉄台中駅に到着した。高鉄台中駅から台北駅まで59分間台湾新幹線で台湾を北上する。
「台湾高速鉄道(台湾新幹線)」について知る
旅行記を始める前に台湾高速鉄道について私の勉強も兼ねて振り返っておきたい。
台湾新幹線は台湾高速鉄道とも言い、略称は「台湾高鉄」「高鐵」などである。
英語名だとTaiwan High Speed Rail(THSR)ともいうらしい。地図にHSR○○駅みたいな文字があって一瞬?となったが、理解することができた。
345kmの区間を最速300kmで結ぶというとんでもなく早い列車である。日本でいうと東海道新幹線よりも早いが、東北新幹線のはやぶさよりかは若干遅い。
開業したのは2007年で日本の新幹線の車両技術を輸出・現地導入した初めての事例である。
下記、Wikipediaを参考にすると多くの日本企業が参画して台湾新幹線の計画・建設に当たったことが分かる。
前略 台湾高速鉄道は、日本の新幹線技術の初の海外への輸出案件であり、三菱重工業、東芝、川崎重工業、三井物産、三菱商事、丸紅、住友商事の日本連合7社により、台湾新幹線株式会社が設立された。台湾新幹線株式会社には、【中略】JR東海、JR西日本、日本鉄道建設公団【中略】のスタッフが技術支援を行った。鉄道車両も日本の新幹線技術(JR東海・JR西日本共同)を投入した。日本の新幹線とシステムは一部異なるが、車両が東海道・山陽新幹線の【中略】改良型である点などから、日本の新幹線とほとんど同じに見える。以下略
引用:Wikipedia 台湾高速鉄道より
日本製の「台湾新幹線」に初乗車
ツアー一行は高鉄台中駅で車内で食べる弁当を購入した。
先頭にいるツアーガイドが一括で駅弁を購入してくれている。
看板をよく見ると、日本でも見覚えのある文字ではないか。
「まいどおおきに食堂」は海外にも出店しており、その店舗が台中駅にもあったのだ。
日本でも馴染みのある味を台湾新幹線の中で味わうことができると思うと楽しみである。

高鉄台中駅の構内へと入っていく。

チケットの販売所と自動券売機を案内する看板である。
今回はツアーのため、ガイドが一括で購入をしてくれた。
こういうときは手間がかからないので、ツアーの良いところだと思う。

改札口の前にやってきた。台中からだと台北方面への北上と高雄方面への南下のどちらかを選択する。
今回はもちろん台北へ向かうのだから北上する。


無事にチケットもガイドから手渡してもらった。オレンジ色を基調とした紙で、日本で発行される乗車券とは触り心地が違うと感じた。
日本の新幹線の乗車券と比べても少しツルツルしているのではないかと思う。

高鉄台中駅から西側を望む
駅のホームから見た景色はこんな感じ。まだまだこれから開発がされてきそう。

見えている景色は駅の西側の光景だと思う。
駅の東側の方が開発されているようだが、別のホームがあり肉眼では見ることができなかった。

台湾新幹線が到着するまでホームで待機する。


台湾新幹線に乗車
そして13:00定刻通りに台湾新幹線に乗車した。窓際の席に座ることができたので景色がよく見える。

座席は3列-2列の座席となっており、私の座席は3列側の一番窓側だ。
乗車券ではC列となっていたが、同乗していた私の祖母に席を交換してもらい、窓側になったのだ。
車内の雰囲気もほとんど東海道新幹線と変わらない印象がある。
それもそのはず、JR東海が建設から運航に関わるところまで携わっているのだから当たり前の話である。

車内では先ほどガイドが購入した弁当が配られた。日本風の味付けで美味しかった。

台北駅に到着
車内でのんびりするほどの時間はなく、食事を終えるとあっという間に台北に到着した。
59分間で台中→台北まで到着してしまう新幹線に感謝である。

新幹線の形状なども日本の新幹線とほぼ変わらない。
車体のカラーがオレンジ色の新幹線は日本に無いと思うので、ここで見分けが付くだろう。


行き先の表示板や指定席の表示などここだけを切り取ったら台湾にいる感じは全くしない。

台北駅に到着後、外に出てみるとそこには立派な駅舎が。現在の駅舎は4台目駅舎だという。

これにて台湾新幹線への初乗車は終了した。
バスでの移動だけではなく、新幹線を使うと台湾全土をより一層楽しめるのではないかと思う。
台北の間観光だけではなく、高雄や台中など他の都市にも行ってみると良いだろう。
次回、台湾最大の観光名所である九分・十分を観光します。続きは、#8で!


