ニュージーランドといえば、北島と南島に分かれる島国です。
まず最初に足を踏み入れた北島も、これで旅は終了です。
これからは、北島のオークランドから、南島の観光都市クイーンズタウンまで飛行機で移動をすることになっています。
オークランド滞在は1泊2日でしたが、思った以上に色々と巡ることができました。
今回はオークランドの地を離れるところから、クイーンズタウンに到着するまでの旅行記となります。
ニュージーランド航空での国内線フライト
オークランド戦争記念博物館から、いったん荷物を預けていたホテルへと戻ります。
この時点で現在時刻は、14:39となります。
南島クイーンズタウンへのフライト時刻は17:45です。
戦争記念博物館からホテルへ戻り荷物をピックアップ、さらにはホテルからオークランド国際空港へと移動する時間を考えれば、けっこうギリギリな状況です。
幸いなことに、国内線なのでフライト時刻の1時間前に到着していれば大丈夫。
まあ急げばなんとかなるかな、という状況でした。
オークランドの街に別れを告げる
オークランド戦争記念博物館のあるオークランド・ドメインは、市内中心部へと向かうバスが多数あるので、急いでバス停へと歩いて向かいました。
なんとかバスを逃すまいと、小走りでバス停へと向かい、なんとかバスへと乗車しました。
バスに乗ってしまえば、ホテルまでおよそ10分弱の距離です。
オークランド・ドメインから、市内中心部までは思った以上に近いのです・・・

バスを降りたところは、ホテルの目の前とはいかず、少し離れたところです。
ちょうど、スカイタワーの姿も見えました。

今回のニュージーランド旅では、スカイタワーもこれで見納めです。
またスカイタワーを自分の目で見るのは、いつになるのでしょうか・・・

たった1泊2日しかオークランドには滞在していないのに、なんだか懐かしい気分です。
コンパクトな市内を何回も歩き回ったので、いつの間にか歩き慣れた場所になっていました。
英国国教会も、今回のオークランド旅で何度も通りましたよね・・・

ホテルで預けておいた荷物を無事にピックアップしたあとは、残り時間も少ないので、一番早く移動できるUberタクシーを利用してホテルから空港へと向かうことにしました。
宿泊用のスーツケースもあり、雨も降ってきたので、時間と労力を考えれば、値段が高くてもタクシーで移動をするに越したことはありません。
正確な値段を覚えていませんでしたが、市内から空港までのUberでは、およそ40NZD〜50NZD(3,500円〜4,500円)でした。
降車時には、これに追加で高速料金も数百円請求されました。
ですがドライバーが急いで空港へ向かってくれたので、時間には余裕を持って到着しました。

オークランド市内のホテルから空港までは車でおよそ30分でした。
感覚としては、あっという間についてしまったという感じです。
高速道路を走っていたので、スイスイだったと思います。
オークランド国際空港国内線ターミナル
Uberタクシーに乗車した私は、無事にオークランド国際空港の国内線ターミナル(Auckland Domestic Airport)で降ろしてもらいました。
昨日、シドニーから到着をしたのは、オークランド国際空港の国際線ターミナルなので、今回とは別のところなのです。
国内線と国際線のターミナルは1kmも離れているので、歩くのはけっこう大変そうですよね・・・
なので、今回は初めて歩くターミナルということになります。

空港の目の前で降ろしてもらったので、荷物を持ってそのまま空港の中へと入ります。
空港にはジェットスターや、ニュージーランド航空の文字があります。
さすがは、ニュージーランドの空港ですよね・・・

ターミナルの中はこんな感じで、国際線ターミナルと比べると規模は小さめです。
なのでほとんど迷うことなく、手荷物のチェックインカウンターへと向かいます。

とその前に、フライトボードを見つけました。
国内線だけあってか、ニュージーランドの見慣れない地名が並びます。

今回私が搭乗をするのは、一番上の17:45発ニュージーランド航空NZ625便オークランド国際空港発クイーンズタウン空港行きのフライトです。
2時間近く前に空港に到着できているので、バッチリですね。
そのほか行き先を見てみると、南島最大都市クライストチャーチ、首都ウエリントンに続き、知らない地名がたくさん並んでいました。
いつか、ニュージーランドの全部の街を歩いてみたいです・・・

チェックインカウンターの前には、チェックイン機がありました。
ニュージーランド航空の会社カラーのブラック色の機械です。

スマホに表示された航空券のeTicketのバーコードとパスポートを読み取らせると、荷物の預ける際に使うタグが発行されました。
ついでに、紙の搭乗券も印刷をすることができました。

機械ならカウンターに並ぶ手間もないので、ストレスなく利用できます。
発行されたタグを荷物に取り付け、ここでようやく荷物預け所へと向かいます。

これが、紙の搭乗券です。
初めてのニュージーランド航空は、ニュージーランド国内線での搭乗になりました。
スターアライアンスメンバーなので、本来ならANAのマイルを貯められるはずです。
事後登録でマイル加算の申請をしてみましたが、どうやら積算対象外の航空券だったようで、残念ながらマイルはたまりませんでした。
やっぱり、マイルの仕組みってなかなか難しいものなのです・・・

タグをつけた荷物を預けます。
バッグドロップですら、人の手を介さず、自分でベルトコンベアに荷物を置くタイプでした。
カウンターに一度も並ばず、圧倒的な時間短縮です。

国内線なので、出国検査などはもちろんなし。
保安検査はもちろんあるので、これを通過して制限エリアの中へと入ってきました。
今回私が搭乗する飛行機は、31番ゲートからの出発です。
ゲートまで、移動をします。
到着をすると見えてきたのが、今回登場する飛行機、ニュージーランド航空の黒い機体です。

この黒色というのは、実はニュージーランドのナショナルカラーなのです。
企業やパスポート、政府機関のロゴなどもナショナルにカラーにちなんで黒色なのだそうです。
これは、先住民族マオリ族のシンボルカラーに黒色が含まれているからだとか・・・
もちろんニュージーランド航空の機体もこれにちなんで、黒色に統一されていました。

時刻は17:20、いよいよ搭乗開始時刻になりました。
乗客の多くは、ニュージーランド人ばかりです。
国内線なのですから、当たり前と言えば当たり前でしょう。

モニターにも、ニュージーランド航空NZ625便、クイーンズタウン行きと書かれています。

昔のテレビによくあった、電波が悪い時に線が入るあの映像を思い出させてくれます。
絶妙なデザインの案内板なのが、なんとも言えない感じでした。

搭乗ゲートは31番ゲートからです。
空港の壁や椅子、備品なども何かと黒色が多いです。
これもナショナルカラーにちなんで、あえて黒色を使っているのか気になるところです。

オークランド国際空港→クイーンズタウン空港までのフライト
ニュージーランド航空の機内へと乗り込みますが、その前に今回のフライトの振り返りです。
今いるのは北島のオークランド、向かうのは南島のクイーンズタウンです。
飛行機のルートを見ると、ニュージーランドを縦断するようにして飛ぶようです。
距離にして、およそ1,000km、1時間55分のフライトです。

機内の座席に着席しました。
使用機材はエアバスA320(Airbus A320)で、3列-3列の座席です。
ニュージーランド航空では、国内線で使われる機材のようです。

シートピッチも広め、搭乗率もそこまで高くなく、後方席はほとんど空いていました。
私のシートも3席独占だったので、かなり快適なフライトでした。
モニターはなかったので、映画とかは見れませんでした。

離陸前の飛行機の窓からは、オークランド国際空港の様子をのぞくことができました。
隣にも、ニュージーランド航空の機体が見えます。

ニュージーランド航空の機体は真っ黒で、けっこうカッコ良いので個人的には好きです。

時刻は18:30、予定よりも45分遅れでオークランドを離陸しました。
搭乗率が高くない割になかなか飛行機が出発しないので、今かいまかと機内で待機していました。
でも無事に出発したので問題なし。

離陸直後の様子がこちらです。
オークランド国際空港の夜景が見えました。
街の中心からは離れているので、街の明かりは思った以上に少なめです。

離陸しておよそ5分が経過した頃です。
オークランドの上空に立ち込めていた雲を超えて、雲の上へと出てきました。

遥か彼方へ沈む夕陽が言葉に表せないくらい綺麗です。
飛行機の上から見る夜景は、何物にも変え難いほどの絶景です。

徐々に沈みゆく夕陽を横目に、これからニュージーランドの南島へと向かっていくのです。
この景色が見れただけでも、飛行機に乗った甲斐あり。
そんな気分でした。

離陸から15分ほどで、軽めのスナックと飲み物の提供がありました。
チーズのようなスナックとせんべいのようなクラッカー、アップルサイダーをいただきました。
チーズはなんとも言えない味わいでしたが、食べたことがない味で美味しかったです。
サイダーは少し苦味のあるもので、日本のサイダーとは違うものでした。

機内誌にも少し目を通してみました。
日出る国日本の伝統、着物の宣伝ページなんかもありましたよ・・・
まさかニュージーランド航空の機内誌で着物を見るとは思いませんでした。

離陸から1時間45分が経過した20:15ごろ、クイーンズタウンの上空まで来たようです。
2時間のフライトなど本当にあっという間でした。
この間、私は乗客の中では最後方の座席に座っていたのですが、さらに後方座席がガラガラだったので、なんとCAさん同士座席に座って談笑していました。
日本では考えられない光景ですが、これも海外だと当たり前のことなのでしょうか。
まさにカルチャーショットというべきなのでしょうか・・・

そんな非日常も含めて、海外は自由度が高いなとも思います。
飛行機は、いよいよクイーンズタウン空港に着陸です。
ここまで街が明るくない空港もなかなか見たことがありません。
昼間に着陸をすれば、美しいニュージーランドの山々が見えるのでしょうが・・・

NZ南島のクイーンズタウン空港に到着
飛行機はニュージーランド南島の観光都市クイーンズタウンにあるクイーンズタウン空港(Queenstown Airport)に無事に着陸をしました。
時刻は20:19、2時間もかからずにオークランドからクイーンズタウンを飛行したことになります。
夜間で景色は見えなかったものの、このフライトは昼間ならかなりの絶景が見えるはずです。
3,000m級の山々が聳える、サザンアルプスに沿うようにして飛行するわけですので・・・

飛行機を降りる際は、ボーディングブリッジではなく、一度地上に出て歩きました。
オークランドと比べて、ここ南島のクイーンズタウンは一段と寒さが厳しいのです。
気温は0℃前後で、凍える寒さだったのを覚えています。
ニュージーランドの北と南ではこんなにも気温が違うのだと驚きましたね・・・
その後、クイーンズタウン空港の制限エリアを歩いて、到着ロビーへと出ていきます。
カフェがある程度で、制限エリア内はかなり小規模でした。

クイーンズタウン空港の到着ロビーへと出てきました。
マオリ語の言葉でしょうか。
明らかに英語ではない言葉が書かれています。

ZQNは、クイーンズタウン空港の3レーターコードです。
ですが、その上と下に書かれた言葉が読めません。
気になるので、解読してみることにしました。
HAERE RAは、マオリ語でさよならを意味するそうです。
上には、DEPARTURESとあるので、出発する人に対してさよならと言っているのでしょう。

時間も夜の20:30と、空港の中で唯一空いていたカフェも閉まってしまいましたので、食事をできるようなところもありませんでした。
空腹もさることながら、まずは空港からホテルへと向かおうと思います。

タクシーを拾うために、空港の外へと出てみました。
あまりの寒さに凍えるほどです。
おそらく気温は氷点下だったのではないかと思います。
真冬の8月、オークランドとは気温が全く違うので、舐めると痛い目にあいます。

スキーやスノボを楽しむ観光客でしょうか。
多くの人々が、大きな荷物を持って、ホテルの送迎バスやタクシーへと乗り込んでいきます。
極寒の中、タクシー待ちの行列ができているほどでした。

今更ホテルまでの交通手段を事前に確保しておけばよかったと後悔しました・・・
Uberタクシーも拾えることには拾えますが、需要が高いのか値段は釣り上がっています。
おそらく飛行機が着陸した直後で、多くの人々が空港から市内への移動のために利用するので、需給に応じて価格が変動するUberの値段は上がっていたのでしょう。
やむを得ないので、数十分空港で待てば、価格は下がるだろうと考えて、空港で少し待機することにしました。
考えは、予想通り的中しました。
しばらくすると、値段は徐々に下がり始めて、半額とまではいきませんが、当初の0.7倍くらいの価格でUberに乗車することができました。
やってきた車はまさかのテスラ車でした。
ホテルまでの移動の数分、テスラ車への乗車体験が思わずできてしまいました・・・

空港からは無事にホテルまで移動することができました。
ホテルへの滞在記は、また別の投稿で紹介をしたいと思います。
余談
ここからは少し余談です。
クイーンズタウン空港に向かう途中、スマホで気象情報を調べていると日本に台風がやってくるという予報が出ていました。
まだこの時点では、熱帯低気圧ですが、どうもちょうど帰国する頃に関東にやってきそうな状況です。
心配をしてもどうしようもありませんが、今後台風になるこの熱帯低気圧によって、私のニュージーランド旅の最後の結末は思いもよらぬことになってしまいました・・・
もったいぶってもしょうがないので、結論から言うと、日本へのフライトキャンセルです。
この時点で嫌な予感はしていたのですが、まさか現実になるとも思っていませんでした。

台風に翻弄されたフライトの顛末は、また後編の投稿で紹介をしたいと思います。


