混血文化「プラナカン文化」の中心「カトン地区」の「プラナカンハウス」訪問&ビールの値段に驚愕。【シンガポール🇸🇬旅行#16】

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いよいよシンガポール旅行も最終日となってしまった。

まだまだ見に行けていない場所も多くあるため、スピードアップして最終日もシンガポール内を観光してきた。

ホテル・ボスをチェックアウトして、最初に向かったのがイースト・コーストにあるプラナカン文化の中心地である「カトン地区(Katong)」である。

プラナカン文化の中心「カトン地区」の「プラナカンハウス」を訪問

ホテルをチェックアウトしてバスで一番最初に向かったのは、シンガポールの中心部からは少し離れた場所にあるプラナカン文化の中心地である「カトン地区(Katong)」である。

シンガポールの南東には8.5kmにわたり細長い海岸線「イースト・コースト・パーク」があるが、そのエリア内にあるのが「カトン地区」である。

「カトン地区」は静かで落ち着いた雰囲気の高級住宅街で、中国とマレー、欧州の文化が融合した「プラナカン文化」が根付くシンガポールでも数少ないエリアとなっている。

このエリアには色鮮やかな「プラナカンハウス」が立ち並んでいる。

プラナカンとは、多様な民族で溢れるシンガポールでは希少な何百年も前からこの地で暮らしていた人々のことを指す。

プラナカンの人々が独自に築き上げたスタイルが「プラナカン様式」「プラナカン文化」と呼ばれていて、カトン地区を中心に特徴的な建物が所狭しと並んでいる。

「カトン地区」一帯は元々は大規模農園であるプランテーションだったとされるが、20世紀初頭に入り多くのプラナカンの人々が住むようになったという。

プラナカンの人々は、15世紀ごろからマレーシアやシンガポールに渡ってきた中国系移民の子孫であるとされるが、具体的な年代などはいまだに分かっていないのだそうだ。

他にもインドネシアやミャンマーなどアジア諸国に暮らしていた中国系にルーツを持つ人もいるという。

さらには、中国とマレーの文化を基本として、ヨーロッパの文化も取り入れて独自の文化を築いた

プラナカンの人々は、イギリスの植民地だった時代にはシンガポールでかなり繁栄しており政府内や白人コミュニティーに立ち入ることができるほど地位も高かったとされている。

一方で、第二次世界大戦中のシンガポールの日本占領で経済が低迷し、多くのプラナカンの人々が財産を失ったという。

プラナカンの人々の中には慈善事業に力を注ぎ実業家や政治家になった人々もおり、最近ではプラナカン文化を見直す潮流もできているそうだ。

カラフルな色が特徴的で、インスタ映えスポットとしてシンガポールでかなりホットなスポットになりつつあるが、これらの建物が作られた背景に目を向けてみると新しい事実が見えてくる。

特にこれらの「プラナカンハウス(Peranakan Houses)」と呼ばれる華やかなショップハウスはカトン地区の「クーン・セン・ロード(Koon Seng Road)」という通り沿いに立ち並んでいる。

建築様式は中国南部に見られるもので、1階の玄関付近が店舗1階奥と2階より上が住居となっており、見た目に反して奥行きはかなり広い作りとなっているそうだ。

外観はヨーロッパスタイルのカラフルなタイルで飾られており、プラナカンハウスにもプラナカンの人々の和洋折衷の文化を垣間見ることができるようになっている。

私が訪問したタイミングでは観光客の姿も少なく、周囲にいたのは数人だけだった。

とにかく気温は高いが、落ち着いて観光できるスポットだったので街歩きには最適だと思う。

「プラナカンハウス」近くのスパーマーケットに立ち寄ってみた

気温が高く長時間直射日光に当たりながら観光をするのも疲労が溜まるので、プラナカンハウスの近くにあるスーパーマーケットに立ち寄り、お土産を探しつつ、涼をとることにした。

場所はこちらの「Cold Storage」というスーパーマーケットである。

スーパーマーケットで一番注目すべきなのは、販売されている酒類の値段である。

シンガポールの物価は高いことで有名だが、ビールの値段はその中でも群を抜いているのである。

シンガポールではアルコール配合率によって輸入時の関税が異なるため、アルコール配合率の強いお酒になればなるほど価格も上がるというわけである。

シンガポールの街中のレストランなどでお酒を飲んでいる人が少ない印象があったが、この値段の高さも影響しているのではないかと思う。

参考までに、日本でも販売されている「アサヒ 生ビール 黒生 350ml缶」は、日本の通販サイトを確認すると1缶197円(税込217円)で販売されていた。

一方で、シンガポールのスーパーの店頭価格は、5SGD(日本円換算で572円、2025年1月の換算レート)となっている。

その差なんと3倍近い値段となっているというわけである。

缶ビール一缶程度でこの値段の差があるわけだから、あまりの値段の高さに美味しくビールを飲むことはできないと思ってしまった。

「プラナカンハウス」近くのカフェ「Café Natsu」で休憩※現在閉業

Googleマップで確認すると現在は閉業してしまったようだが、プラナカンハウスの近くにあるカフェ「Café Natsu」で休憩を取ることにした。

プラナカンハウスの立ち並ぶ「クーン・セン・ロード(Koon Seng Road)」沿いにあり、外観もかなりおしゃれな作りとなっている。

店名の通り、NATSUとは日本の「夏」をイメージしており、日本テイストでどこか馴染みを感じる内装になっていた。

かなり暑くて汗をかいていたので水分補給のために、値段は少々張るが抹茶ラテを注文した

値段は、7.1SGDで日本円に換算すると812円(2025年1月の換算レート)であった。

抹茶本来の風味を味わうことができて、さらには水分補給もできるという一石二鳥である。

「カトン地区(Katong)」を観光し終えた後は、再びシンガポールの中心部に戻り、都市部に美しい自然が広がる「フォート・カニング・パーク(Fort Canning Park)」を訪れることにする。

ここまで読んでいただきありがとうございました。続きは、#17をご覧ください。

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