ビザ解禁後の北京へ6時間のトランジット旅行。中国国際航空で羽田空港→北京首都国際空港へのフライト。【中国🇨🇳旅行#1】

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コロナ禍をきっかけに渡航することが難しかった中国だったが、2024年11月30日より短期滞在ビザが解禁されたので、ビザの取得をすることなく自由に中国に旅行に行けることになったという情報を聞き、中国をトランジット先にして中国経由でカンボジアに旅行に行く計画を立てた。

ビザ解禁前にも第三国への渡航を条件に中国国内の指定の空港での144時間以内のトランジットを認める制度もあったが、中国入国に際して不安要素もあったので、これまで私は中国経由での海外旅行を敬遠していたという経緯があった。

さらには中国国内への渡航も初めてなので、治安は大丈夫なのか?とか不当に拘束されてしまうことはあるのか?といったように、テレビやネットニュースなどで報道されている内容を見ていたので、少なからず渡航への不安もあった。

トランジットでの旅行なので、中国を語れるほどには旅行できていないのだが、短い滞在時間ながらも中国という国の実際の雰囲気はどうなのか?、というところを見てきたつもりなのでその様子を旅行記としてまとめていきたいと思う。

羽田空港第3ターミナルでチェックイン

中華系航空会社の搭乗やコロナ後の中国入国、カンボジアへの渡航と、これまでの旅行にも増して、渡航への不安も大きかったのだが、自分の目で実際の様子を見て見たいと思っていたので、不安というよりも興味の気持ちの方が大きかった。

初日はトランジットの時間に合わせて、中国国内には6時間程度しか滞在できないので北京首都空港から北京市内の観光スポットを数ヶ所程度訪問する予定でプランを立てていた。

渡航初日の2025年1月18日には朝の5:00前には自宅を出発して、羽田空港へと鉄道で移動をすることにして、毎回の旅行の通り品川駅で京急線に乗り換えて羽田空港第3ターミナルへと移動することにした。

朝の5時台に品川駅に来ることなどそうそうないので状況を知らなかったのだが、正月休み明けにも関わらず羽田空港に向かう多くの人で電車内は混み合っていた。

6:00過ぎには電車の遅延等もなく無事に羽田空港第3ターミナル駅に到着をした。

これまで私が羽田空港を訪れた中では一番の混雑と言っても過言ではないほど多くの人で賑わっているが、同時間帯には国際線の出発便も多くあるようで、インバウンドの観光客たちで賑わっていた。

クリスマスは当然終了しているのだが、空港内にはイルミネーションで装飾された木々がたくさんある。

今回搭乗予定の便は8:30羽田空港発北京首都国際空港行きの中国国際航空CA184便である。

イメージ先行で中華系の航空会社はどうなのか?と少し心配な部分もあったのだが、4万円台で中国トランジットのカンボジア行きの往復航空券を購入できて、機内食付き、受託手荷物も2つまでOK、無料での事前座席指定ということで至れり尽くせりだったので、初めて中国国際航空を利用してみようという気になったのである。

さらには、中国国際航空はANAと同じアライアンスであるスターアライアンスにも加盟しており、4万円という比較的低価格な航空券にも関わらず、往復で2,500マイルも貯まってしまうというから驚きだった。

ANAのマイレージバンクに加入していたおかげで様々なマイル特典のメリットを享受できるので、マイレージ制度はしっかりと理解しておく必要があるなと改めて感じた。

早朝の時間帯は比較的アジア方面へのフライトが多いようである。

9:00以降になるとヨーロッパや北米方面へのフライトも数が増えているようである。

チェックイン機でチェックインをしようとしたにも関わらず、機械ではチェックインできなかったのでカウンターの方に並ばざるを得なかった

受託手荷物もあるので、機械チェックインができたとしてもカウンターに並ばなければならないので、待ち時間はいずれにしてもそこまで変わらなかった。

現在時刻は朝の6:30で出発予定時刻は8:30となるので、出発まではおよそ2時間というところである。

既にチェックインカウンターの前には多くの搭乗客が並んでいた。

日本人の渡航者よりも体感では中国人の搭乗客の方が多かったようにも感じた。

表示されている中国語を見るとこれから中国に本当に行くのだなという実感が湧いてきた。

ビジネスクラスには行列はできておらず、今回私が搭乗するエコノミークラスには多くの人の行列ができていた。

この行列の様子だと、チェックイン後に特定のクレジットカードを所持している人であれば入ることのできるラウンジ「SKY LOUNGEにも時間的に行けそうにないなということを考えながら、行列に並んでいた。

私が所持しているクレジットカードは三井住友カードゴールド(NL)なのだが、カードと共に搭乗券を所持していれば第3旅客ターミナル4階にあるラウンジ内には入ることができてしまう

待つこと数十分でも、なかなか待機列が動かない

ビジネスクラスにもいつかは乗ってみたいななど考えながら待機していた。

「中国国際航空(Air China)」のロゴは、魔法の鳥であるフェニックスをモチーフにしているようだが、見ていてかなり格好の良いデザインだなと思っていた

行列に並ぶこと40分程度で最前列のチェックインカウンターの前まで移動することができた。

無事にエコノミークラスのチェックインカウンターでチェックインができた。

羽田空港から北京首都国際空港の搭乗券北京首都国際空港からカンボジアプノンペン空港までの2枚の搭乗券を発行してもらうことができた。

Trip.comで予約をした際には中国国際航空のマイレージ加算をすることができなかったので、チェックインカウンターでANAマイレージバンク付帯のクレジットカードを提示することでマイル加算の手続きをしてもらうことができた。

こちらの搭乗券が今回搭乗する羽田空港から北京首都国際空港行きの搭乗券である。

チェックイン後は制限エリア内へと入り、135番ゲートへと向かっていく。

131番ゲートから139番ゲートに限れば、中国か韓国へのフライトのみだった。

機体まではボーディングブリッジがあるわけではなく、シャトルバスでの移動で乗り場まで向かうようで、搭乗開始時刻も出発時刻の45分前からと早くなっている

ここまで来れば飛行機に乗り込むだけのなので、初めての中国に渡航できる高揚感でいっぱいだった。

北京には北京首都国際空港の他に、北京大興国際空港があるので、「北京」だけではなく、「北京首都」と表示されていた。

もう少しで搭乗が開始されるようで、スタッフの方々が搭乗の準備をしていた。

早めに機内に入ることができたようで、私が指定した後方座席にはまだ誰も乗客がきていなかった。

自席に座り、出発の時を待つ。

CAさんも多くは中国人だったが、日本人のCAさんもいるようで、日本語の機内アナウンスもあった。

日本の航空会社ではなかなか珍しいように思うが、乗客の全員が座席に着陸する前に、飛行機は離陸に向けて動き出した

出発予定時刻は8:30なので遅延をしているわけでもないのだが、早く離陸をしたかったのだろうか

さらには飛行機の隣に座った乗客はイヤホンをせずに音楽や動画を視聴し、音が周りに響き渡っており、早くも中国に来たのだなという気分にもなってきた。

真冬の東京の空は青空が広がっており、空気も綺麗だった。

先ほどまで乗ってきた、出発ゲートから機体まで移動するためのオレンジ色をしたバスが滑走路上を走っている。

羽田空港→北京首都国際空港までのフライト

時刻は8:24となり、機内アナウンスでこれから離陸しますとの放送が入った。

窓面にはかなりのキズがあり、写真にもこのように写ってしまうほどだった。

景色はかなり綺麗で東京の街の奥には富士山も望むことができた

羽田空港から北へと向かい、東京上空を迂回するための千葉県上空を左回りで旋回して埼玉県の方向に抜けていくような飛行ルートだったため、進行方向左側の私が指定していた席からは東京都心上空の様子を窓から望むことができた

フライトレーダーというアプリで事前に飛行ルートを把握していたため、左側に座れば離陸時に東京の街や富士山などを綺麗に見ることができるだろうという想定で、左側の窓側席を予約していたので、天気も晴れて思いが叶った形であった。

東京湾上空を飛行しており、レインボーブリッジの様子が眼下にはよく見えている

東京都心の高層ビル群や皇居などをよく見ることができて本当に絶景だった。

写真中央には小さいながらも東京タワーや麻布台ヒルズ、目線を右に移すと丸の内のオフィス街の様子を見ることができる。

千葉県の上空あたりを飛行中なのだろうが、写真中央にはくっきりと皇居が見えている。

関東平野までをも一望することができてその大きさを実感することができた。

さらには東京スカイツリーや富士山までもが視界に入ってきた。

これまで私が搭乗してきた飛行機の中では東京都心部の周囲を旋回するルートというのは見たことがなかったので、窓からの景色に釘付けった。

飛行機の進路は大きく西向きに変わり、中国に向けて一直線で向かうことのできる方向に変わった。

飛行機に乗っていると一瞬で、富士山の上空近くまでやってきた。

山々の中でも一際目立つのが富士山である。

上空から見る富士山がなかなか見たことがないのだが、どこから見ても美しいのが富士山である。

富士山の北側に広がる平野は甲府市がある甲府盆地である。

富士山のさらに奥には雪化粧をした日本アルプスの山々を見ることができた。

背後に雲海の広がる富士山を撮影することができた。

長野県の上空まで来たのだろうか、山々の間には平地が多いエリアが見えてきた。

平地には雪が積もっていないが、山々の頂上は雪を被っている様子を望むことができる。

自席にモニター自体はないものの、天井に映し出されているモニターを通して現在地を把握することができた。

長野県上空から目的地の北京までは1896km、到着予定時刻は11:08との表示がある。

日本と中国との間には1時間の時差があり、日本の方が1時間進んでいるので、日本時間に換算すると12:08の到着予定ということになる。

フライト時間は3時間30分〜4時間程度で中国に到着してしまうので、体感としてはかなり早い。

日本海側の雪の多いエリアに近づいてきたのか、山頂に雪を被る山々が多くなってきた。

雪の多い日本海側と雪の少ない太平洋側の気候を上空からだとくっきりと見ることができるのである。

日本海側に近づくにつれて山頂だけではなく、山全体が雪に覆われていた

東京から北京までは約2,100km程度の距離が離れているようである。

離陸から1時間程度の9:20頃にドリンクの提供と機内食の提供が始まった。

私が注文したのはオレンジジュースだが、他にも様々なドリンクが用意されていた。

CAさんたちは周囲の中国人には中国語で対応していたものの、私が日本人と分かったのか中国語ではなく英語で対応をしてくれた

提供された機内食は2種類のうちから選択できて、私はポーク(豚肉)料理を頼んでみた。

2本で積み込みがされていたのか、日本風の味で美味しい機内食だった。

サラダやパンに加えて、ハーゲンダッツまでも提供されて豪華な機内食だった。

機内食を食べ終える頃には時刻は10:00前となり、日本海を超えて韓国の領土が見えてきた。

雲もそこまで多くなくて、空気も綺麗なようで青い海や陸地の様子もくっきりと見えている。

朝鮮半島の中央部の内陸地あたりを飛行している。

本来東京から北京に最短距離で向かうには北朝鮮上空を飛行する必要があるが、もちろん飛行しないのでソウルの南側を迂回するルートで飛行していた

中華系の航空会社でも北朝鮮上空はさすがに飛行はしないのだろう。

朝鮮半島を通り抜けた仁川やソウル周辺の光景なのだろうが詳細な位置は分からない。

反対側の座席からは遠くに北朝鮮の大地を見ることができるのだろうか?と興味があったのだが、実際のところどうなのだろか。

韓国と北朝鮮の境界線付近ギリギリを飛行することは無いので、本機からでも見えるか見えないかというギリギリのラインなのではないだろうか。

中国・北京市内上空を飛行

時刻は現地時間で11:00(日本時間だと12:00)となり、北京の上空までやってきたのだが、日本や韓国の上空の景色とは一変して、モヤのようなものがかかっており視界が悪い

中国の大気汚染も一時期と比べるとかなり落ち着いたと言われているが、私が見た限りではまだまだ完全に改善が進んだと言えない状況だった。

うっすらとはあるが、特徴的な高層ビル群が林立している光景が徐々に見えてきた。

地面が一面緑色となっているエリアが見えてきた。

日本とは異なり北京では同じような形をしたビルが均一に数多く建てられており、そのエリアの付近に広がる緑色の池のような場所は実は池ではなく、シートのようなものを被せた建設予定地を示したエリアのようだ。

上空から見ると緑色の液体を流した池があるのかと驚いてしまった

なぜ建設前に緑色のシートを貼るのかという意味がわからなかったが、何か理由があるのだろう。

着陸に向けての最終着陸体制に入るとともに北京の高層ビル群の姿が一段と大きくなってきた。

同じようなビルが複数並んでおり、新興住宅地のような場所なのだろうか

私にとっては中国本土への入国自体が初めてなので、窓の外の様子にはいつにも増して興味があった。

時刻は11:03、中国の北京にある「北京首都国際空港(Beijing Capital International Airport)」に到着をした。

滑走路周辺には赤屋根の同じ形をしたビルが数え切れないぐらい並んでいる

到着してしまえばあっという間なのだが、初めての中国の入国には不安と楽しみの気持ちが入り混じっていた

飛行中は携帯が使用できないので大きな音で動画や音楽を見る人々はおらず比較的静かだったが、着陸と同時に機内の至る所で音を出して動画や音楽を視聴する人がいて違う文化を感じることができた

中国ではイヤホンをせずに公共の場でもスマートフォンで動画の音を出しながら視聴する人が多くて、初めて中華系の航空会社や中国に渡航すると驚くかもしれない。

飛行機は広大な北京首都空港内の到着ゲートへと向かっていく。

北京首都国際空港には私が搭乗している機体も含めて、中国唯一のフラッグシップキャリアである中国国際航空の機体が数多く並んでおり、中国に到着したことを改めて実感した。

中華系航空会社は危ないのでは?という偏見を持っている方も多いのではないかと思うが、実際に搭乗してみると価格も安い上に機内食も美味しくそこまでのデメリットは見当たらなくて快適だった。

航空会社の問題ではなく、むしろ自分の近くに座る客が大きな音を出して音楽や動画を見出す可能性があるということが騒音という意味で一番の迷惑なのではないだろうか。

私の周りにも音を出して動画を視聴する客がおり、正直にいうと迷惑だった。

それさえ気にしなければ、中華系航空会社に搭乗することには全く問題がないと思うし、私も今後の旅行でもコストの安い中華系の航空会社に搭乗したいと思う。

北京首都国際空港第3ターミナルに到着

飛行機を降機して北京首都国際空港第3ターミナルのコンコースを移動して入国検査場へと向かう

こちらの機体が今回の旅行で搭乗した機体である。

外国人は入国の際に指紋の採取が求められるようで機械で指紋採取を行ったのだが、空港職員に促されて指紋チェックをせずとも入国検査場に向かっても良いとのことだった。

おそらくだが、入国検査時にも改めて指紋の採取を行うので、事前に機械で読み取らなくても良いということなのだろうが真相は分からなかった。

機内では入国カードが配られなかったので、北京首都国際空港に到着後、必要事項を全て手書きで記入した。

デジタル化の進んでいる中国だが、入国カードに関してはまだ手書きでの対応が必要だったので、この部分は意外であると感じた。

一番難しかったのが、入国カードの裏面に「過去2年間にどのような国と地域に行きましたか?」という質問だったのが、さまざまな国を訪れている私にとっては全て書き切れないほどの量になってしまう。

枠の大きさが小さく収まり切れないのだが、小さい字で「Korea、Vietnam、Thailand…」とこれまでの訪問国を記載した。

何十カ国も訪れている人は書き切れないと思うので、最低限パスポートにスタンプが押されている国を記載すれば入国審査の際に整合性が取れ問題ないはずだが、万が一のためにできるだけ全ての訪問国を書いておいた方がベストなのではないかと思う。

入国審査では、カンボジアへのトランジットでの中国入国だったせいか、英語でいくつかの質問をされたが、特に問題はなく中国に入国をすることができた

カンボジアには何の目的で行くのか?アンコールワットに行くのか?中国に入国するのは何のため?と言った内容を英語で質問された。

北京首都国際空港の案内板には日本語表記での文字もあり、日本人の旅行者にとってもわかりやすいのではないかと思う。

北京首都国際空港の第3ターミナルはターミナル3C(チェックインカウンター)、ターミナル3D(途中)、ターミナル3E(搭乗ゲート)という3つのエリアに分かれており、各エリアを無人のシャトルが結んでいる

無人シャトルの路線上にある監視カメラの量には驚かされながらも、搭乗ゲートのあるターミナル3Eからチェックインカウンターのあるターミナル3Cまで移動をした。

トランジットなので荷物の受け取りはなく、制限エリア外へと出てくることができた。

初めての中国への入国ということで緊張がありながらも無事に北京に到着することができた。

ここからは約6時間という限られた時間内で北京の市内を素早く観光することにした。

実際には飛行機の乗り降り時間を含めての6時間なので、残された時間は4時間程度しかなかった。

次回#2では北京首都国際空港から「北京地下鉄首都機場線(Airport Line)」を利用して市内中心部の「天安門広場(Tiananmen Square)」と向かいます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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