韓国の伝統的家屋「北村韓屋街」を観光
景福宮を後にしてやってきたのは韓国の伝統的な家屋が密集する「北村韓屋街(Bukchon Hanok Village)」である。
韓国語では、プクチョン・ハノンマウルと呼ぶそうだ。
先ほどまでいた「景福宮」とこれから訪問する「昌徳宮」に挟まれた位置にある。
景福宮を出たあたりで歩きすぎで腰にきてしまい、やむをえずUberタクシーを利用して北村韓屋村にやってきた。
「北村」という名前の由来は、ソウル中心部を流れる「清渓川(チョンゲチョン)」や目抜き通りだった「鐘路(チョンノ)」の北に位置する街ということに由来しているそうだ。
朝鮮王朝時代に王族などの当時の貴族たちが住んでおり、他にも韓国国内に数多く存在する韓屋よりも格式の高い家々が現存しているという。
景福宮と同じように、チマチョゴリを着た観光客も多くおり撮影を楽しんでいた。
一人旅だったので私は韓服を着なかったのだが、韓服を着て写真を撮ってみたかった。

韓屋街は急坂になっており、その上部まで登ると韓屋街とともにソウルの街並みが一望できるようになっている。

山の上に見えるタワーが、先日足元まで行ったNソウルタワーである。

この角度から見ると韓屋街が急坂になっていることがよく分かるのではないかと思う。

韓国の伝統家屋「韓屋(ハノッ)」の特徴としては、比較的温暖な韓国南部で発達した夏向きの板の間と比較的寒冷な韓国北部で発達した冬向きの暖房のための床暖房がバランスよく組み込まれた構造にあるという。


韓屋街を一人で歩いていたら、東南アジア系の外国人女性に話しかけられ、写真を撮ってもらえることになった。
向こうからわざわざ声をかけてもらえるなんてとてもありがたいし、良い構図の写真を撮影してもらった。

あまりにも人が多かったので、できる限り人を写さないようなポジションで写真を撮ってみた。

600年の歴史を誇る韓屋街ともあって、その光景は非常に素晴らしかった。
大規模な韓屋があるというわけではなく、現在では小規模な韓屋が広がっている。
その背景には実は日本の影響もあったようで、朝鮮王朝末期から日本統治時代にかけての社会的経済事情だったり、住宅難を解消するために路地に家を建てたり、地割を小規模な宅地に分割するなどした結果なのだという。
現在見られる韓屋街の景観は1930年台に形成されたものと言われている。


私が韓国旅行で撮影した写真の中で、特にお気に入りの一枚がこちらの写真である。
太極旗や韓屋街、Nソウルタワー、近代的なソウルの高層ビル群と「韓国」を象徴する景観を一枚の写真に合わせて撮影することができた。

北村韓屋街はもちろん観光地ではあるものの、実際に住民も住んでいるようだ。
静かにしてくださいという注意喚起をするような文言もところどころに看板があるので、訪問した際にはできるだけ大声を出さないようにしたい。


韓屋街全体を見渡してみると総じて多くの観光客が訪れている。
人がかなり多く、混雑状況も激しいので場所によってはゆっくり見て回ることも難しいかもしれない。
京都の二年坂でもオーバーツーリズムの問題が大きくなっているが、韓国の北村韓屋街でも同様の状況になっていると言えるだろう。


北村韓屋街の近くにあるお店で「スイカジュース」を飲む
実はこの時、既に15:00を過ぎていたが、観光に夢中で昼食をまだ食べていなかった。
韓屋街を一通り見終えて、とりあえず何か食べようと思い、韓屋街の周囲を歩き回ったがお目当ての店がなかったので、ひとまず腹ごしらえにはならないがスイカジュースが飲める店に入ってみた。


日本だとスイカジュースを販売している店をあまりみたことはないが、韓国だと一般的なようで、その場でミキサーにスイカをかけてスイカジュースを作ってくれる。
5月にしては暑く、喉も乾いていたのでいただいたスイカジュースは最高だった。

想像以上の美味しかったのでまたソウルに行った際には、こちらのお店をリピートしたいと思っている。
残念ながらGoogleマップで検索してもこちらのお店の名前は出てこなかったが、北村韓屋街から西側に徒歩で数分のエリアにあるお店である。

このお店以外にも至る所にスイカジュースを飲むことができるお店はあるようなので、韓国に行った際にはスイカジュースを飲んでみると良いだろう。
フランス料理店で昼食のラーメンを食べる
やはり飲み物だけでは腹の足しにならず何か食べようと近くのお店に入ってみた。
「The Restaurant」というこちらのお店はフランス料理店だったようで、ラーメンのようなものを食べてきた。
韓国に来ているにも関わらず辛いものが苦手なので、辛いものを避けていたら必然的に韓国料理以外のものを食べるようになってしまっているので、かなり勿体無いと思う。
最終日には明洞で辛くない韓国料理を食べたので、その様子は韓国旅行#19の記事をご覧ください。
入店したお店はオレンジ色の外観が目立つこちらのお店である。


ラーメンにパンが出ていることはあまり日本ではないが、フランス料理店だからこそのメニューだろう。
フランス料理は比較的値段の高いものをイメージすると思うが、こちらのお店の中で最安値を選んだこともあり、1,500円前後でラーメンを食べることができた。
普段日本のラーメンを食べているせいか、私の好みにはなってしまうが、日本のラーメンの方が美味しいと感じた。

お腹もいっぱいになったところで、かなりの疲労だったので、こちらのレストランで30分ほど休憩し、再び観光を始めることにした。
行きたいところが多く、食事だけに時間を割いているのは勿体無いという気持ちだ。
普通は旅においては食事と景色を両方楽しむのが一般的だが、私はちょっと変わっていると思う。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回、#15をご覧ください。


