崇礼門(南大門)から徒歩で移動できる距離にあるのが「南大門市場」である。
今回はソウルの二大市場と言われる南大門市場と南大門市場にあるグルメスポットの南大門カルグクス路地を散歩してきたので記事にしたいと思う。
ソウル最古にして最大のマーケット「南大門市場」を散歩
崇礼門(南大門)から東側にあるのがソウルで600年の歴史をもつ「南大門市場(ナンデムンシジャン)」である。
歴史的な経緯を遡ると、1414年に朝鮮王朝の朝廷が崇礼門(南大門)の周辺に店を建設して、商人に賃貸したことが始まりとなっているようだ。
崇礼門(南大門)を起点として、200〜500m程の範囲内に大小約1万店の店が立ち並んでいるという。
そこまで大きくないスペースに約1万店もの店が立ち並んでいることに驚きだが、実際に南大門市場を歩いてみると本当狭いスペースに所狭しとお店が立ち並んでいる様子が見えた。
販売品のほとんども衣料品や食料品、日用品などでここまでの店舗が競合しているのがすごいと感じるぐらいの品揃えだった。


食材や日用品などがところせましと立ち並んでいて、別の記事で紹介予定の「東大門市場」とともにソウルの二大ションピングエリアの1つとなっている。

南大門市場がここまでの規模に発展した理由としては、主に以下のような要因があったそうだ。
一つ目は、朝鮮王朝時代、崇礼門(南大門)の近くには、現在の国税庁の役割を果たしていた宣恵庁(ソンヘチョン)という役所があったという。
宣恵庁では税金として収められた米や布、銭などを管理しており、宣恵庁を中心に全国各地の特産物が集められて取引されたことが、南大門市場の発展に大きな影響を及ぼしたという。

もう一つの大きな要因としては、南大門市場の地理的な条件だったという。
朝鮮王朝の都の漢陽(現在のソウル)を横切って流れる漢江(ハンガン)の船着き場から近かったことが要因のようだ。
当時、漢江に船が入ると、韓国全土から送られてくる特産物や塩などが降ろされ、品物は南大門の市場を通して行商人に買い取られ、行商人が漢陽(現在のソウル)の隅々を歩きまわりながら商売をしたと言う。
国の役所の設置や地理的な利点などさまざまな要因が重なることで、南大門市場はソウルを代表するマーケットになっていったようだ。

事前にとんでもなく混雑している様子を写真で見にしていたが、日本のGW中にも関わらず訪問時はそこまで混んでいなかった。

特に何かを購入する予定はなかったので、南大門市場の中をくまなく見て回ることにした。

あたり一面、服と靴しかない光景を見ることができる。

韓国土産を買うのであれば、南大門市場に行き探してみることをお勧めしたいほどの品揃えだった。

グルメスポットの「南大門カルグクス路地」を訪問
南大門市場にあるグルメスポットの「南大門カルグクス路地」へやってきた。
南大門市場の中にあるのだが、注意して見ていないと分からないようなところに入り口があるので頭に入れておきたい。
20m程度のアーケード屋根の細い路地に、10軒ほどの屋台のような小さな食堂が並ぶ通りが南大門カルグクス路地である。
どのお店のメニューにも、韓国式スープのうどん風の麺料理であるカルグクスがあり、カルグクス通りと呼ばれているそうだ。
細長い空間にお店がいくつも立ち並び、1軒に2~3人のおばさんがすばらしいチームプレーでお店を営んでいる。

だいたいのお店にはカルグクスの他にポリパッ(麦ご飯ビビンバ)、スジェビ(韓国式すいとん)、ネンミョン(冷麺)、チャンチグクス(温かいスープのそうめん)、スンデグッ(韓国式の豚の腸詰め入りスープ)があるそうだ。
韓国の名物料理を食べたい人にとっては、絶好のスポットだと思う。
韓国料理の写真付きのメニューの写真を撮っていないのが残念だが、通路の上部には日本語で料理名が書かれている写真付きのメニューもあるのでそこから選ぶと良いと思う。
私も本当はここで食事をしたかったのだが、それ以上にみて周りたいスポットがあり食事は断念した。
今となっては、他を優先せずに、カルグクス路地でビビンバを食べておけばよかったとかなり後悔している。

以上、南大門市場内を散歩してきた。
韓国料理を食べなかったのは心残りだが、日本からも韓国は近いのでまた行った際に韓国料理を食べたいと思う。
続きは、#10をご覧ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


