ラオス・ヴィエンチャン・バンビエン・ルアンパバーン11泊12日旅まとめ。【ラオス🇱🇦旅行】

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2026年は、私の壮大な夢を達成する1年になります。

その前哨戦として、2025年の大晦日に日本を出発し、ラオスへの旅をしてきました。

今回の旅は、一言に旅と言っても、滞在日数も長く取れるので、まるでその滞在都市に生活拠点を置くかのようにして巡る、私にとっては新しい旅の形です。

今後は海外に長期滞在をすることにもなるので、その予行演習として、海外で暮らすということはどういうことなのか、を検証すべく?ラオスに中期での滞在をしました。

ラオスといえば、皆さんはどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

直近だと2025/11に皇族の愛子さまがご訪問された国、東南アジア唯一の内陸国、仏教の聖地とメコン川に囲まれた癒しの桃源郷、数少ない社会主義国、バックパッカーの聖地などといった、様々なイメージがあるかと思います。

私は14泊15日の滞在(正確には、トランジット期間もあるので11泊12日)という短くない期間を通して、首都のヴィエンチャン、バックパッカーの聖地バンビエン、世界遺産の古都ルアンパバーンの3都市をそれぞれ4日程度滞在しながら街の様子を体感してきましたので、今回ご紹介したいと思います。

旅のスケジュール

今回の旅のスケジュールは、普段弾丸旅が多い私にとっては、かなり余裕のあるスケジュールと言えそうです。

ヴィエンチャンに4泊、バンビエンに4泊、ルアンパバーンに3泊という、忙しい日本人向けのガイドブックで紹介されている日程に各都市1日〜2日程度追加したスケジュールとなりました。

今回の旅のスケジュールを決定した要因としては、私ごとにはなりますが、2026/2から開始予定の欧州を拠点とした世界一周に向けての準備として、年末年始に仕事の都合や引っ越しなどかなり予定が立て込みバタバタしていたので、ラオスに行くのなら、ゆっくりしたいという第一目的のためです。

会社員時代には考えられなかった、帰国便を決めずにラオスに出かけるという旅の形も今回計らずして実践することになってしまいました。(元々旅行の時は、予定を決めていくタイプですが。)

ちなみにラオス最大の観光地ともいうべき街全体が世界遺産のルアンパバーンの滞在日数が他都市と比べて少ない理由は、私の旅中での体調不良によりバンビエンで追加の2泊をしたためです。

年末のバタバタで体調を崩しかけたところに、1月でも30℃近いラオスに行ったわけですから、途中で体調を崩してしまうのもやむなしと言ったところでしょうか。

なので実際には、観光と言っても、全く外に出ずホテルで1日の大半を過ごしていたという日もあります。

ガイドブックなどを見ていると、5泊6日程度でラオスの3都市を周遊しているプランなどを見かけましたので、上記の状況を加味してでも、今回の旅が如何に余裕のあるプランだったのか分かると思います。

日付AMPM宿泊地
12月31日(水)成田 → 上海浦東上海林莛ホリデイホテル浦東空港
1月1日(木)上海浦東 → 上海虹橋上海虹橋 → 福州長楽フリポート ガーデン ホテル 福州
1月2日(金)福州長楽 → ヴィエンチャン・ワットタイヴィエンチャン観光Sパークデザインホテル
1月3日(土)ヴィエンチャン観光ヴィエンチャン観光Sパークデザインホテル
1月4日(日)ヴィエンチャン観光ヴィエンチャン観光Sパークデザインホテル
1月5日(月)ヴィエンチャン観光ヴィエンチャン観光Sパークデザインホテル
1月6日(火)中国ラオス鉄道
ヴィエンチャン → バンビエン
バンビエン観光バンビエンナイトマーケットリゾート
1月7日(水)バンビエン観光バンビエン観光バンビエンナイトマーケットリゾート
1月8日(木)バンビエン観光バンビエン観光アマリバンビエン
1月9日(金)バンビエン観光バンビエン観光シソンバット プラザ ホテル
1月10日(土)バンビエン観光中国ラオス鉄道
バンビエン → ルアンパバーン
ルアンパバーンセンターホテル
1月11日(日)ルアンパバーン観光ルアンパバーン観光ルアンパバーンセンターホテル
1月12日(月)ルアンパバーン観光ルアンパバーン観光ルアンパバーンセンターホテル
1月13日(火)ルアンパバーン観光中国ラオス鉄道
ルアンパバーン → ヴィエンチャン

ヴィエンチャン → ベトナム・ホーチミン
機内泊
1月14日(水)ホーチミン → 成田

旅費・ホテル代・交通費など

14泊15日の滞在(正確には、トランジット期間もあるのでラオス滞在は11泊12日)を通してかかった金額は、118,461円となりました。

これに食費や細かな移動費、eSIMの費用など諸々込みで、総額およそ14万円程度でしょうか。

年末年始ということもあって、航空券代が随分とかさんでしまいましたが、その他の部分で見ればラオスの物価に助けられて、滞在日数にしてはかなり安上がりの旅ができたと思います。

GoogleのAI、Geminiにも今回かかった費用感について聞いてみましたが、年末年始でこれだけの長期滞在かつ中級クラスのホテル連泊、メリハリをつけ、時には最上クラスのホテルに1泊しながらも、この金額で抑えられたことにはお褒めの言葉をいただきました。

AIはいつも褒めてくれるので、自信を持ちすぎるのも良くないですが、直前までノープランだったラオス旅にしては、うまくやれた方なのではないかと思います。

一般論として、シンガポールを除く東南アジアの物価の安さはまだまだ顕著ですが、特にラオスは日本の物価と比べると全体的にかなり安いと言えると思います。

円安が進む状況の中でも、ラオスの通貨(キープ・LAK)に関しては、依然としてキープ安が続いており、かなりお手頃な旅ができると言っても過言ではありません。

またその一方で、たった2年前のガイドブックに記載されている入場料の2〜3倍の金額になっているということも多く、ラオスのインフレによる影響も強く感じましたね。

それだけ、ラオスキープの価値が下がっているということになりますよね。

実際にラオスが2週間近く生活をしてみた体感としては、日本と比べて外食代、ホテル代、交通費など総じて1/3以下の金額感だったと思います。(ちなみにラオスの多くのホテルは、朝食付きが一般的で、今回のホテルもアマリ以外は全て朝食付きの価格です。)

今回の旅を通じた要した費用のうち、主要項目をピックアップしてみましたので、ぜひラオス旅の参考にしてみてください。

宿泊費が安いラオスならではですが、今回私の旅のプランとしては、ホテルのグレードに濃淡をつけるべく、通常は中級クラスのホテルを利用しつつ、バンビエンでは1泊だけアマリ・バンビエンという街で最もグレードの高いホテルに宿泊をするなどしました。

街で一番と言っても、なんと7,000円ほどで宿泊ができてしまうのです。

インバウンドによる宿泊費の高騰をモロに受ける東京で1泊7,000円のホテルに泊まろうとしたら、もはやビジネスホテルでも現在では難しいですよね・・・

同等の金額でグレードの高いホテルに泊まれるなら1泊くらいは最高級のサービスとはなんぞや?を知るために人生経験として宿泊をしたわけです。

ちなみにラオスではクレジットカードの使用ができないところが多く、常に現金を持ち歩くことになりますが、日本円との比較だと非常に桁数が多い通貨になるため最初は戸惑います。

10,000キープ = 約70円(2026年1月現在)という方程式を頭に叩き込んでおけば、大概の場面で支払いに困ることはないと思いますので、こちらもご参考まで。

用途詳細費用
飛行機(スプリングジャパン)成田→上海浦東23,050円
飛行機(廈門航空)上海虹橋→福州長楽→ヴィエンチャン・ワットタイ21,290円
飛行機(ベトジェットエア)ヴィエンチャン・ワットタイ→ホーチミン→成田27,860円
ホテル上海:上海林莛ホリデイホテル浦東空港(1泊)1,638円
ホテル福州:フリポート ガーデン ホテル 福州(1泊)0円
ホテル【朝食ビュッフェ付き】ヴィエンチャン:Sパークデザインホテル(4泊)9,863円
ホテル【朝食ビュッフェ付き】バンビエン:バンビエンナイトマーケットリゾート(2泊)8,369円
ホテルバンビエン:アマリバンビエン(1泊)6,969円
ホテル【朝食ビュッフェ付き】バンビエン:シソンバット プラザ ホテル(1泊)2,911円
ホテル【朝食ビュッフェ付き】ルアンパバーン:ルアンパバーンセンターホテル(3泊)11,325円
列車(LCR・エコノミー)ヴィエンチャン→バンビエン
バンビエン→ルアンパバーン
ルアンパバーン→ヴィエンチャン
1,332円
1,263円
2,591円
合計118,461円

※ホテル代は2人で利用したため、金額を半分して1人分の実費で計算しています。

ラオスの配車アプリ「LOCA」の費用まとめ

ちなみに全体の金額には反映していませんが、細かな移動にはラオスの配車アプリであるLOCAを何度も利用しました。(ラオスでは、UberやGrabなどが使えません。)

日本のタクシーと比べると、圧倒的に安く、そして快適に利用できるため、細かな移動には使わない手はないと思います。

事前に概算金額がアプリ上で確定するので、ぼったくりの心配が無いのが一番のメリットです。

また、LOCAに関しては、首都のヴィエンチャンや世界遺産の街ルアンパバーンでは利用できましたが、途中のバンビエンでは供給台数が少ないからか、マッチせず使い勝手が良くありません。

バンビエンでは流しのタクシーやトゥクトゥクに交渉してみる、ヴィエンチャンやルアンパバーンではLOCAを利用するなど臨機応変な対応が必要だと思います。

一例にはなりますが、主要区間でのLOCAでの金額を記載してみました。

中国ラオス鉄道のヴィエンチャン駅から首都の中心空港ワットタイ国際空港まではおよそ21kmの距離があり、ルアンパバーン中心部から中国ラオス鉄道のルアンパバーン駅までは約12kmの距離があります。

1kmあたりの金額だと、前者は108円/km、後者は113円/kmとなり、日本のタクシーの初乗り運賃が「最初の約1kmまで500円」ということと比較すると、価格は1/5程度ということが分かるでしょう。

また、これは一人当たりの金額の場合であって、2〜4人などのグループで乗れば、それだけ一人当たりの金額は抑えられることになるので、非常にお得感がありますよ。

  • ヴィエンチャン駅〜ワットタイ国際空港まで311,611LAK(約2,280円)
  • ルアンパバーン中心部〜ルアンパバーン駅まで185,180LAK(約1,360円)

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フライト・ラウンジ・高速鉄道

フライト

今回の旅の航空券の買い方は少し特殊で、往路12/31の上海行きのチケットだけは事前に購入をしていました。

というのも、年末は航空券価格も高騰するため、一度上海に出ておくフライトを予約しておけば、そこから先は日本発と比べても、行き先の選択肢も多く、価格も安いだろうという算段です。

逆に言えば、どこの国へ行こうか直前まで決まっておらず、上海からインド?スリランカ?インドネシア?なども考えましたが、長期滞在にぴったりそうなラオスに最終決定したわけです。

往路のスプリングジャパンに搭乗の際には、人生で初めて非常口座席が割り当てられたため、大行列の中一番乗りの優先搭乗ができたり、シートピッチもかなり広く快適という貴重な体験をしました。

大行列の中での優先搭乗の気分(ビジネスクラス、ファーストクラスではこんな感じなのだろうか?)を味わえましたが、非常口座席にアサインされたということは、非常時には乗客の誘導などそれなりの責任も求められます。

万が一が起こった際のことも考えつつ、実は機内で2025-2026の年越しをするという記念すべきフライトでもありましたので、(日本時間と上海時間での年越しを2回機内で経験しました。)幸先の良い新年初フライトにもなりました。

また、上海からは浦東空港→虹橋空港を移動して、厦門航空の国内線と国際線を両方使いました。

中国国内のフライトでは、モバイルバッテリーの持ち込みが制限されており、3C認証がないものは受託手荷物、機内持ち込み手荷物の双方ともに不可となるので、今回はモバイルバッテリーをそもそも持って行かないことにしました。

そして、厦門航空はスカイチームに加入しているので、私がマイルを貯めているデルタ航空のマイルが貯められるのではないかと意気込んでおりましたが、窓口で加算をお願いするも、予約クラスが積算対象外のクラスだったためか、加算されていませんでした。

復路のフライトは、旅の途中ラオス国内で予約をしました。

ベトジェットエアに関しては、これまでのブログでも紹介をしていますので割愛します。

方向日付航空会社便名フライト搭乗時間
往路12/31(水)スプリング・ジャパンIJ001成田T3発22:20→上海浦東T2着01:10(翌日)3時間50分
往路1/1(木)廈門航空MF8548上海虹橋T1発18:15→福州長楽着20:001時間45分
往路1/2(金)廈門航空MF8641福州長楽発08:05→ヴィエンチャン・ワットタイ着10:353時間30分
復路1/13(火)ベトジェットエアVJ1832ヴィエンチャン・ワットタイ発18:45→ホーチミン・タンソンニャットT2着20:452時間
復路1/13(火)ベトジェットエアVJ822ホーチミン・タンソンニャットT2発23:55→成田T2着07:35(翌日)5時間40分

ラウンジ

私の旅の相棒でもあるプライオリティパスを利用して、今回の旅ではラウンジ4回、レストラン1回の計5回サービスを利用させていただきました。

帰路のベトナム・タンソンニャット空港では3時間ほどのトランジットでの時間潰しとして、非常に快適な時間をラウンジ内で過ごすことができました。

ここからはラウンジのまとめをしたいと思います。

最初に利用した、BOTEJYU Express Narita International Airportのお好み焼きセットです。

IASS Executive Lounge 1では、飲み放題サービスでコーヒーやジュースをいただきました。

福州長楽空港のFirst Class Loungeでは、飛行機ビューを見ながら食事をいただきました。

ベトナムのタンソンニャット空港T2では、トランジット時間でラウンジをはしごして、ハラル食品のラウンジJasmine Halal Loungeを訪れました。

また、Rose Business Loungeにも立ち寄りました。

こちらが、今回利用したラウンジの一覧となります。

日付空港ラウンジ・レストラン
12/31(水)成田空港T3BOTEJYU Express Narita International Airport
(ぼてぢゅう屋台)
12/31(水)成田空港T1IASS Executive Lounge 1
1/2(金)福州長楽空港First Class Lounge
1/13(火)タンソンニャット空港T2Rose Business Lounge
1/13(火)タンソンニャット空港T2Jasmine Halal Lounge

中国ラオス高速鉄道(LCR)

今回の旅では、2021年に開業した中国ラオス鉄道(LCR)に乗車して、ヴィエンチャン⇄バンビエン⇄ルアンパバーンを移動することにしました。

開通するまでは上記の区間の移動は飛行機または陸路での移動がメインだったと聞いていますが、飛行機だとコスト高の懸念が、陸路だとラオスの道路状況により事故の危険性もあったようです。

LCRの開業によって、非常に快適かつ安価でラオス国内を移動できるようになったということは、大変ありがたいことでした。

ちなみにこのLCRは、中国の一帯一路政策の一環として、中国の雲南省昆明市〜ラオスのヴィエンチャンを結んでおり、中国資本の影響が非常に色濃い鉄道となっています。

車内は中国人の団体旅行客も多いですし、ラオス国内の駅は中国らしい駅舎だったり、中国語の方が目立っていたりと、中国に来ているかのような印象も受けました。

LCRの予約は、パスポート情報の登録は必要なものの、アプリからでも予約ができるようになっていたので、アプリで予約をして乗車しました。

私が実際に乗車したLCRをまとめてみましたので、旅の参考にしてみてください。

日付クラス車番列車乗車
時間
料金
(キープ)
1/6(火)Second C86ヴィエンチャン駅15:40→バンビエン駅16:481h08m176,000
1/10(土)Second C86バンビエン駅16:52→ルアンパバーン駅18:011h09m167,000
1/13(火)Second C91ルアンパバーン駅12:22→ヴィエンチャン駅14:252h03m340,000

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LCR Ticket
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開発元:老中铁路有限公司
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廈門航空 無料トランジットホテルサービス

今回私の旅程では、中国の上海を拠点に、ラオスへのフライトとなりました。

搭乗した航空会社は厦門航空かつ、条件を満たしていたので、厦門航空のトランジットホテルに無料で宿泊をすることができました。

非常にありがたいサービスですが、航空会社の方からの通知などはないので、自分で到着時にカウンターに聞きに行くなどのアクションを行わないとサービスを受けることができないです。

まさに、知っているか、知らないかで大きな明暗を分けるサービスと言えそうですね。

ちなみに、私の場合は厦門航空の中国国内線+国際線の乗り継ぎで、福州長楽空港にてトランジットをすることになったので、福州にて「フリポート ガーデン ホテル 福州」というところに無料宿泊をさせてもらいました。

ホテル自体は非常に清潔(4つ星ホテル水準)で、快適に過ごすことができました。

ただし一人旅の場合だと、見知らぬ方と相部屋になることがありますので、それは絶対に嫌ということであれば、追加料金を払って1人部屋に変更することもできます。

今回は2人での旅でしたので、心配の必要はありませんでしたが、全く知らない人と相部屋になるのはセキュリティ上の理由などあると思いますので、私だったらイヤですね。

実際にホテルのカウンターでも、相部屋になると聞いて、1人部屋に変更している方を多く見かけましたので、おそらく大多数の方がイヤということでしょう。

フライト自体が、トランジットサービスの適用になるかは、厦門航空の公式HPに記載がありますので、該当の方はリンク先を読んでみてください。

入国

ラオス出入国

日本国籍の方のラオスへの入国の場合は、30日以内の観光・商用目的での滞在ならビザ免除にて、滞在ができるようになっています。

元々は15日以内のビザ免除だったので、少し長めにビザ免除で滞在ができるようになったようです。

今回私は、観光目的でラオスに12日間滞在しましたので、もちろんビザ免除でした。

ビザ自体は免除でも、空港到着後にそのままイミグレのカウンターに並べば良いというわけではなく、出入国カードへの記載及び提出が必要になります。

空港到着時または飛行機の機内で紙が配られるので、記載した上でイミグレに行きましょう。

入国審査自体は、日本人が信用されているのか、何も質問されず通過できました。

今回の旅では帰国用の航空券も手配せずに入国審査に乗り込んだので、少々不安に思っていましたが、全く何も聞かれなかったので、帰りの航空券も事前予約する必要はないということですね。

なおラオスの場合は出国時にも出入国カードの提出が必要になります。

もちろん紙のカードでも問題ないですが、せっかくなので2025年9月1日より開始されたラオスデジタル出入国フォームで事前にオンライン上で提出をしてみました。

登録自体も簡単かつ、出国時はQRコードを見せるだけで良いので、スムーズでしたよ。

画像出典:ラオス出入国管理局WEBサイト

中国出入国

今回の旅では、中国経由でのラオス旅でしたので、中国でも入出国を行いました。

高市総理の発言により日中関係が冷え込む状況下の渡航でしたが、出入国自体は全く問題なくできたので、良かったと思っています。

入国は上海の浦東空港、出国は福州の長楽空港からということになりました。

入国時には、質問を3つほど英語でされましたが、なんの滞りもなくスムーズに入国することができました。(質問内容:入国の目的は?中国には何日滞在する?トランジットしてどこの国へ行くの?)

また、中国入国時にはいつも紙の入国カードを書いていましたが、なんといつの間にかオンラインでの申告ができるようになっていました。

飛行機の機内アナウンスでオンラインでの入国カードが導入されていたことを知りましたが、実は2025年11月20日より導入されていたそうです。

せっかくなので、上海浦東空港に到着後、空港にたくさんQRコードがありましたので、空港Wi-Fiに繋げてコードを読み取り、必要事項を記入しました。

紙の入国カードだと、過去2年以内に訪れた国をすべて書いてくださいという質問があり、毎回枠に収まり切らず四苦八苦していましたが、オンラインでの申告の場合は質問項目自体がなくなっていたので一安心しました。

街の様子

今回は私の訪れたラオスのゴールデンルートというべき、3都市の街の様子をご紹介します。

元々この3都市の移動は、交通インフラが比較的乏しく、快適な移動が難しかった時代が続きましたが、2021年の中国ラオス鉄道の開通によって一気に周遊がスムーズになりました。

ヴィエンチャン(Vientiane)

「世界一何もない首都」や「世界一のんびりした首都」という異名を持つ、ラオスの首都ヴィエンチャン(ビエンチャン)は、まさに首都とは思えない光景が広がります。

有名な観光スポットもあまり多くなく、1日〜2日程度でほとんど巡れてしまうと思いますが、一番の見どころをあげるとすれば、こちらのパトゥーサイでしょうか。

フランス統治時代の名残でパリの凱旋門を模して作られたラオス独立の記念碑です。

そしてもうひとつ。ラオスの象徴ともいうべき黄金の巨大仏塔のあるタート・ルアンです。

これらの観光地を巡ったあとは、ラオスを流れる大河メコン川の夕陽を見るのもよし、フランス統治時代のカフェを訪問するのも良し、数ある寺院を訪問するのもよしと、有名どころを巡らなくとも、実は魅力がたくさんある街でした。

世界一何もない首都と言われていますが、見つけようとすればいくらでも見つかるものです。

むしろラオスの中でもヴィエンチャンだけは、1年前の地図が全く当てにならないほど開発ラッシュが続いているエリアでもあり、ラオス経済の発展ぶりも顔をのぞかせる街でした。

バンビエン(Vang Vieng)

中国ラオス鉄道に乗って、バンビエンの街の近くにやってくると、奇岩が連なる光景にハッと驚かされること間違いなしです。

個人的には、他2都市と比べて観光地化がそこまで進んでおらず、自然の豊かさを資源とするアクティビティを楽しみながら長期滞在をする街としてふさわしいと思いました。

エメラルドグリーンの天然プールの飛び込みが有名なブルーラグーン。

日の出や日没の時間帯になると無数に現れる気球のアクテビティ。

悪路をバギーで駆け抜ける爽快感。

欧米の観光客も非常に多く、次いで韓国人や中国人の姿も多く見かけましたが、日本人はほとんど見かけず、4日間の滞在を通しても数人ほどでした。

ヴィエンチャンとルアンパバーンは日本でも有名ですが、これからもっと日本人にとっても人気が出てくる街になるポテンシャルを感じましたね。

ラオス内戦時代には米軍の滑走路があり、終戦後はバックパッカーの街として脚光を浴び、そして現在では世界中から若者を魅了する絶景アクティビティの街へと進化を遂げたバンビエン。

アウトドアな観光好きには、最高の選択肢のひとつです。

ルアンパバーン(Luang Prabang)

ラオスで最も有名かつ人気のある都市といえば、ルアンパバーンではないでしょうか?

街全体がユネスコの世界遺産に登録された世界でも数少ないラオスの古都です。

街中を実際に歩いてみると、ラオスの中では最も観光地化されており、ラオス旅の初心者にとっては訪れやすい街でもあると感じましたね。

旅行会社のツアーも多く組まれているせいか、日本人の観光客の姿も数十人見かけましたので、それだけ日本人にとっても注目度の高い場所と言えそうです。

見どころは、600年以上1日も欠かさず続くと言われる托鉢です。

毎朝、数百人の僧侶が街を練り歩く姿は、早起きしてでも一見の価値ありです。

そして、ラオスで最も格式高い寺院であるワット・シェントーン。

何層にも重なるエメラルド色の美しい滝であるクワンシーの滝。

300段以上の階段を登った先に見られる夕日の絶景が見られるプーシーの丘。

数多くの店が軒を連ねる、ルアンパバーンのナイトマーケット。

このあたりは、ルアンパバーンを訪れたなら絶対に行っておきたいスポットとなります。

有名どころは人が多く集まるので、フランス統治時代のコロニアル建築のカフェでゆっくり過ごすのもルアンパバーン滞在の贅沢と言えるでしょう。

総じて急足で見て回る観光地ではなく、時間に余裕を持ってゆっくりと観光したい街がルアンパバーンだと思います。

欧州とラオスの文化が融合したルアンパバーンで、一息ついてみてはいかがでしょうか?

治安

ラオスは親日国でもあり、11泊12日の滞在を通して危険は一切感じませんでした。

今回旅をした都市部は比較的旅行者も多く、治安も良いエリアですので、そう感じたのかもしれませんね。

外務省の危険情報では、ヴィエンチャン、バンビエン、ルアンパバーンともにレベル1(十分注意)の範囲内となっています。

危険情報の発出は無しかと思いきや、レベル1となっていましたので、詳細を確認してみたところ、2022年にヴィエンチャン近郊で銃撃事件が発生したり、ヴィエンチャンのナイトマーケットでの窃盗など軽犯罪も起きているので注意が必要ということです。

画像出典:外務省 海外安全ホームページ

また、ラオス当局自体の取り締まりも不十分とのことで、仮に事件事故に巻き込まれた場合に解決ができない事案があるようなので、自分の身は最低限自分自身で守ることが求められます。

必要以上に恐れすぎず、身の回りは最低限気をつけつつ、ラオス旅をするのが良いでしょう。

まとめ

周囲の国々が急速に発展を続ける東南アジアにありながらも、どこか古き良き東南アジアの原風景を楽しむことができる国、ラオス。

まさに桃源郷かと思うような素晴らしい大自然が広がり、伝統的な上座部仏教の文化が人々の生活に強く根付く、これまで私が回ってきた東南アジアの国々とは一線を画す存在でした。

ベトナムやカンボジアで体感をしたようなガツガツさがなく、旅を通してタクシーの強引な勧誘も受けることは少なく、どこか落ち着いた国民性を感じました。

そういう意味では、日本人好みの国なのではないかと思います。

一方で物事には良い面もあれば、悪い面もあることが常だと思いますが、12日間もラオスに滞在をしていると見えてくるラオスのマイナスの側面もありました。

社会インフラの脆弱さや、エアコンから大量の水が落ちてきたり、トイレの排水が追いつかず水が溢れたり、一時的に停電が起きたりと、細かなトラブルもあり、日本の安定した社会インフラの素晴らしさを改めて痛感する機会となりました。

そういったラオスの社会インフラを改善するためにも、意外と知られていない事実ですが、日本はラオスにとって世界最大の政府開発援助国(ODA)でもあるそうです。

その一環としてなのか、今回の旅で何度もお世話になった首都ヴィエンチャンのワットタイ国際空港の運営は日本企業が携わり、日本政府が拡張プロジェクトを支援するなど、日本と非常に関わりの深い空港なのだそうです。

また、レストランでは小学生が働いていたり、お店のスタッフですらスマートフォンを触りながら接客をしていたりと、日本の常識は一歩外に出てみれば通用しないことも多いということです。

日本のように素晴らしい質のサービスが提供されなくとも、それを許容できる国民性、そしてどこか皆が幸せそうな姿は、必ずしも金銭の豊かさが人々の心の豊かさには繋がらないということも感じたラオス旅だったと思います。

ラオスの食文化にも焦点を当てて、今回の旅ではラオスの伝統料理のラープや、

ラオスの国民的ビールでもあるビアラオなど、さまざま現地の食事を堪能できたのも今回の旅の魅力でした。

米を主食とする日本人の舌にも合う、もち米を主食とした料理も数おおく提供されており、私はもち米を使用したチャーハンを幾度となく注文するなど、やみつきになる味も多かったです。

どこか穏やかな時間が流れるラオスは、時間と情報に圧倒される現代社会から一歩はなれ、心のリフレッシュをすることができる桃源郷だと思いましたね。

人生に疲れたら、一度はラオスの雰囲気を味わいに行ってみると良いかもしれません。

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