ガドン地区の人気ベーカリーカフェ「チョップ・ジン・チュウ」入店記 & ブルネイ人夫婦に助けられた話【ブルネイ🇧🇳旅行#6】

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ブルネイのバンダルスリブガワン観光の初日、もうすでに時刻は16時を過ぎましたが、まだ昼食を済ませていなかったので、ベーカリーカフェに立ち寄ることにしました。

ブルネイの食事については完全に未知の領域ですが、地球の歩き方やウェブサイトを参考にして、ニューモスクと同じ新興商業地区ガドンに位置するチョップ・ジン・チュウ(Chop Jing Chew)というお店を見つけました。

地元民からも非常に人気があるベーカリーカフェということで、かなり知名度もあるお店のよう。

1946年に創業し、ブルネイでも最も歴史のあるお店なのだとか。

老舗の中国系ベーカリー「チョップ・ジン・チュウ」

チョップ・ジン・チュウは、中国系のベーカリーカフェとして営業しているので、がっつり食べたい方にはあまりお勧めできないかと思いきや、実際には食事のメニューも豊富でお腹いっぱいに食べることもできます。

イメージとしては、ベーカリカフェと言いつつ、完全にレストランに近いと思いました。

そして庶民から愛されているお店ということもあってか、価格も非常にリーズナブルでした。

お店の外観

創業からおよそ80年ほど経過しているということもあり、お店の外観は少し古めかしい感じがしました。

実際にこちらの建物で80年間営業を続けているのかは分かりませんが、少なからず年季を感じられるお店になっていることは確かです。

それくらい歴史のあるお店ということなのでしょう。

お店の看板には、中国語のほかに、マレー語、英語、アラビア語で書かれており、様々な国の人々が訪れているということも分かります。

立地としては、バンダルスリブガワンの中心部からは少し離れたガドン地区というエリアに位置をしているので、レンタカーで訪れるのが一番手っ取り早いと思いました。

実際に自分もレンタカーで訪れましたが、無料の駐車場も用意されており、車を停めることができました。

ただし、ブルネイは車社会ということで、多くの地元の客も車で来ているので、無料の駐車場は常に空車待ちをしているような状況でしたよ。

それも訪れたのは、お昼時を過ぎた16時ごろで、スコール中の大雨という状況です。

店内の様子

店内に入ってみました。

お店の中は、ほとんどの席が人で埋め尽くされていました。

前評判の通り、地元の人々に大人気のお店のようです。

外観の見た目とは異なり、清潔感のある店内となっていました。

また店内には、ブルネイの国王の写真が掲げられていたりと、日本ではあまり考えられない状況に驚きました。

でもブルネイのお店を歩いていると、他にも国王の写真を掲げているお店は多数あったので、それだけ国民からも尊敬され、国の象徴になっているということなのでしょう。

注文の際は、店員さんを呼んでオーダーするシステムです。

日本語は使えないので、基本は英語で注文をすることになります。

でも英語が話せなくてもそこまで問題はなく、注文したいメニューを指差せば店員さんも理解してくれます。

みなさん、親切な店員さんばかりでした。

料理

メニューはこれだけではなく、種類も豊富です。

メニューの裏面を写し忘れてしまったのはすみません。

どの料理も、1BND〜3BNDの範囲内に収まっており、日本と比べても安いと言えます。

私が注文をしたのは、店員さんおすすめのメニュー Roti Kuning Kahwin(1.4BND)です。

マレーシアの定番料理のようで、カヤジャムと冷たいバターをトーストしたパンに挟んだもので、一度食べるとやみつきになる味でした。

日本人好みの味付けでもあると思いましたね。

他にも、マレー語でパンを意味するRoti(0.8BND)や、Honey Lemon(2.0BND)を注文。

特に高温多湿なブルネイを歩き回った体には、レモネードがとても沁みましたね。

パンとの相性も抜群で、本当に美味しかったです。

日本でいうところの焼きそばに近い Mee Goreng Ayam(4.0BND)も注文しました。

鶏肉が入った焼きそばという点では、日本と何ら変わりはないのですが、大きく違うのはその味付けでした。

日本の焼きそばは、しょっぱいソースがベースとなりますが、こちらのメニューの味付けは、比較的甘さも強いということです。

どちらがおいしいとは優劣をつけ難いですが、甘さベースの焼きそばも美味しかったですよ。

他にもブルネイ料理から、アジア名物の料理までは幅広くメニューが取り揃えられていましたが、イメージのつきにくい料理は当たり外れがあるのでは?と思い、注文は上記のメニューにておしまいです。

そして、食事の後は会計です。

会計は、現金(ブルネイドル)のみで、クレジットカードは使えませんでした。

ブルネイ人夫婦に助けられた話

ここからのエピソードは、私の大きなミスでもあるので、記事にするか迷ったのですが、実際の助けてもらったブルネイ人夫婦への感謝の気持ちも込めて、記すことにしました。

長くなりますが、私とは本当に助けられた話でもあるので、興味のある方は読んでみてください。

チョップ・ジン・チュウでの食事が終わったあと、支払いを済ませようと思ったときにトラブルが発生。

事前に確認をしておくべきでしたが、こちらのお店ではクレジットカードが使えないということ。

そうなったら現金で払うしかないので、前日にブルネイ国際空港で両替をした手持ちのブルネイドルを出してみますが、あいにく日本円にして数十円が足りないことが判明。

もちろん、日本円やアメリカドル、マレーシアリンギットは現金で所持していたので、ブルネイドル+不足分をアメリカドルor日本円orマレーシアリンギットで支払いをすることはできないかと確認したところ、それもできないとのこと。

こうなると無銭飲食になりかねないので、何とかしてブルネイドルを得ようといろいろ考えました。

思いついたのは、一度お店を出て、近くのATMに行きブルネイドルを引き出す方法ですが、このお店の周りにはATMなど存在せず、一番近くても車で数分移動をしなければなりません。

もはやそうするしか方法はないので、なにか貴重品をお店に預けた上で、戻ってくることを約束して、一度両替に行こうとも思いました。

お店側にも迷惑をかけていることは間違いないので、謝罪をしましたが、なぜか店員さんは全てが済んだような表情を見せており、私はどういうことだ?と思いました。

よくよく話を聞いてみると、どうやらもう会計は済んだと言われました。

・まだ私はお金を払ってないよ?

・お店側がおまけしてくれたの?

などと思いましたが、実際には違かったことが分かりました。

私の様子を全て隣の席で見ていた見ず知らずのブルネイ人夫婦が、いつの間にか私の分まで支払いを済ませておいてくれていたのです。

さすがにこれでは申し訳ないと思い、お礼を言うとともに、飲食相当分をブルネイドルと米ドルで返金しようと何度も伝えましたが、お金はいらないとの一点張りでした。

そして、夫婦から言われた言葉がこちら。

「It’s on me. Enjoy your stay in Brunei!」

私の方で立て替えておいたから、ブルネイ旅行を楽しんで行ってね!

なんということか。

どんなに親切なブルネイ人夫婦なのだと思いました。

一言を残して、ちょうどブルネイ人夫婦も食事を終えて、お店をすぐさま後にしていきました。

帰り際に、名前だけでも何とか聞いておきたいと思い尋ねましたが、名乗らず。

私の中では、自分のミスによる罪悪感と、ブルネイ人夫婦への感謝の気持ちで一杯になりました。

その後、お店側にも再度謝罪をして、退店しました。

以上、ここまでがトラブルエピソードです。

ブルネイは金銭的にも恵まれた国だと言う認識はありましたが、金銭的な豊かさのみならず、人々の心の温かさもあり、ブルネイという国、そこに住む人々の素晴らしさを実感しました。

もし同じような場面に逆の立場で遭遇をしたら、今度は私が同じような手助けができるようになりたいと強く思いました。

これからの旅でも、お店に入店したりする場合には、クレジットカードを利用することができるかしっかり確認しつつ、使えない場合には持ち合わせの現金が足りるかどうかを事前に確認しておくことを胸に刻みました。

またブルネイを訪れる機会があれば、あのときのブルネイ人夫婦に感謝の気持ちを伝えたいです。

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