世界の王族の中でも最も裕福とも言われるブルネイ王室。
今回は、そんなブルネイ王室の富の象徴でもある王室宝物の資料館ロイヤル・レガリア(Royal Regalia)へ行きます。
展示内容のメインは、在位中の第29代ブルネイ国王ハサナル・ボルキア国王の生い立ちやブルネイの建国・独立の歴史、豪華絢爛な王室宝物などです。
ロイヤル・レガリアの館内では撮影禁止の場所がありましたが、一部では撮影が可能でしたので、撮影ができる場所のみを見つけて写真を撮ってきました。
豪華絢爛な宝物資料館「ロイヤル・レガリア」見学記
ロイヤル・レガリアは、ブルネイの首都バンダルスリブガワンの中心部にもあり、オールドモスクやカンポンアイールなどブルネイを代表する観光地からも徒歩で行ける距離にあります。
今回は私はレンタカーを借りており、スコールの土砂降りの中の移動だったので、車を利用しましたが、無料の駐車スペースも十分にあり助かりました。
地球の歩き方やネット記事などを見てみると入場料は無料との記載がありましたが、実際に館内に入館をしてみたところ現在は有料となっていました。
公式サイトを確認すると、大人は5BND(約600円)となっており、ブルネイに居住をしない外国人に対しては入場料を徴収するようになったみたいですね。
外観
まずロイヤル・レガリアに到着をすると見えたのは、大きな白いドーム型の屋根です。
建物自体は少し古く感じますが、外側を見ただけでも豪華はひしひしと伝わります。

1992年に建てられましたが、1998年の火災で半分ほど燃えてしまったそうです。
その後1999年に修復され、新装オープンし現在の形へと至ります。

入り口の前には、スタッフがいたので靴を脱ぐように言われました。
屋外の靴箱に脱いだ靴を入れて、館内へと入っていきます。

前編で紹介しましたが、オールドモスク観光中にスコールに見舞われずぶ濡れになっていたので、館内を濡らさないようにしっかりと水を落としてから入場しました。
そもそもあまりにもびしょ濡れだと、中には入れてくれないと思います。
くれぐれもスコールには注意をしましょう。

1階エントランスと中央のホール(撮影可能部分)
ロイヤルレガリアは冒頭にもありますが、半分以上が撮影禁止となっています。
入口を入ったところに見える大きなホールは貴重な撮影可能なエリアです。
まずは右手のロッカーに手荷物をしまい、正面のエントランスで入場料を支払います。
ブルネイ人は無料、外国人は6BNDという料金の差があります。

中央のホールには、在位中の第29代ブルネイ国王ハサナル・ボルキア国王の即位式典の時に使用された輿が並んでいます。
かなり大きく、一枚の写真では収まりきらないほどのスケール感です。

こちらは実際の即位式典で国王が乗った御所車です。
40名程度の人力によって、御所車を動かしたのだそうです。
もはや、これは人力の巨大リムジンと言っても良いでしょう。

正面から見た御所車です。
果たして、総額いくらになるのでしょうか。

中央のホールは、ロイヤル・レガリアを順路にそって回る途中にも、右手に見える2階側の様々な方向から見えるように設計されています。
等間隔になっているので、これがまた館内の統一感と連続性を表しているのです。

そして、中央ホールの天井部分には巨大なドームがあります。
幾何学模様になっており、目が錯覚を起こしそうになるデザイン。

王室の資料館ということもあって、全てにこだわりを持って作られた痕跡が一つ一つの展示品から見てとることができます。
さすがは世界トップレベルの資産を持つ王族の資料館としてふさわしい作りです。

1階の中央ホールを見て回ったところで、いよいよ撮影禁止区域がほとんどのロイヤルレガリア内部を見学してみたいと思います。
撮影禁止によるブログで紹介できないのが残念ですが、どうしても気になるということであれば、ぜひブルネイに足を運んで自分の目で見てきてください。

順路に沿って展示品を見て回る
撮影可能な部分と撮影禁止部分についてはなかなか判断がしにくいですが、撮影厳禁の場所には必ず警備員がいるので、それ以外の場所で撮影をしてみました。
本当に撮影して大丈夫か、という場所もあったので、可能な限り警備員に確認をするようにして、おそるおそるシャッターを押しました。
基本的には警備員の目の前で撮影をしたので、この辺りは大丈夫なのだろうというところです。

2000年にブルネイのバンダルスリブガワンで第8回APEC首脳会談が開催された時の展示です。
当時の日本の総理大臣森喜朗氏のサインも展示されていますね。

こちらも即位式典のときの様子でしょうか。
黒い服を着た人々の姿がずらりと並んでいます。

国王が中央に見える玉座に座って、行進をしたのでしょうか。
先ほどの黒い服を着た人々は玉座を引く人たちのようです。

近くによって見てみると、首がないので少し怖い感じがしますが・・・
もちろん式典の際は本物の人間が動かしていたはずです。

金色に輝く椅子に国王が座っていたのでしょう。
眩しいほどの金色です。

先頭集団は、黒色ではなく赤色に身を纏っていました。
イギリスのバッキンガム宮殿の衛兵も黒と赤の服がありますが、それと同じような色合いです。

撮影をすることができた他の展示も少々ありました。
こちらはブルネイの国営航空ロイヤル・ブルネイ航空の紹介です。
1974年11月18日にロイヤルブルネイ航空が創設され、リブランドを経て今日に至るまでの変遷がマレー語と英語で簡単に記されています。

こちらはブルネイ全土の地図です。
ボルネオ島に位置するブルネイの周りはマレーシアと海に囲まれています。
飛地の領土を見ても分かる通り、マレーシアと国境・領土問題を抱えているそうです。

ホールのような場所の模型もありました。
こちらも即位式典の会場だったのでしょうか。

ブルネイ国王や王族、歴史・文化など事前にブルネイの歴史を学習した上で、ロイヤル・レガリアを見て回ると、大変興味深い展示品が数多く残されています。
通常館内をじっくり見て回ろうとすれば、2時間程度はかかるのではないかと思います。
私の場合は、1時間弱で見て回りましたが、おおよその雰囲気と内容は見て回れた感じです。
実際に外から見た外観だけだと、そこまで大きな王室宝物の資料館には見えないのですが、館内の奥に空間が広がっており、十分過ぎるほどのボリュームがありました。
ちなみに館内は冷房が効いているので、一年を通して暑いブルネイ観光の休憩時間に見学をするのもおすすめですよ。


