今回訪れるブルネイ・ダルサラーム国は、「永遠に平和な国」という意味を持つ。
ブルネイの最大都市かつ首都がバンダル・スリ・ブガワン(Bandar Seri Begawan)である。
三重県ほどの大きさの国土に、およそ46万人ほどしか人口がいない国家だが、豊富に産出される天然ガスや石油によって東南アジアの国とは思えないほど取得水準も高いのである。
今回はそんな「お金持ち国家」のブルネイの首都バンダルスリブガワンでレンタカーを借りて、街の様子と雰囲気を味わってこようと思います。
ブルネイの首都バンダルスリブガワンのドライブ
首都のバンダルスリブガワンの街には、総人口のおよそ7分の1に相当する6万人程度が住んでいると言われています。
バンダルスリブガワンという地名は、Wikipediaによると、ペルシア語で「港」の意を持つバンダル、サンスクリット語で「Mr.」を意味するスリ、サンスクリット語で「神」を意味するブガワンが由来なのだそうです。
大きな街ではないので、1時間もあれば街全体を歩いて回ることができてしまうくらいの規模ですが、今回の旅ではできるだけ広域的にブルネイを見て回りたいと思ったので、ブルネイ空港でレンタカーを借りることにしました。
タクシーやバスでの移動の方法もありますが、タクシーは基本的に台数が少なく、東南アジアの一般的な価格に比べれば値段も高めで、バスの場合はどうしても待ち時間が発生するために思うようには観光することができないでしょう。
レンタカーを借りれば、時間のロスも少なく、限れれた時間の中で多くの見所を効率的に回れると考えたので、急遽ブルネイ国際空港到着時にレンタカーを借りて街を回ることにしました。
ブルネイ国際空港でのレンタカー
マレーシアのクアラルンプールから飛行機でブルネイ国際空港に到着したあと、市内までどう移動するかを考えていたところ、ちょうど空港内にレンタカーのブースを発見しました。
元々レンタカーを借りてブルネイを回ることは頭の片隅にはあったのですが、海外の見慣れない都市で運転をするのは少し後ろめたい気持ちもありました。
ただ空港を出て、バスの時刻を確認しても1時間後だったり、タクシーでも値段が高かったりとちょうど良い移動手段がなかったので、思い切ってレンタカーを借りてみることに。
こんなこともあろうかと思って、国際運転免許証を持ってきておいてよかった。
カウンターで予約なしでも今からレンタカーを借りられるか確認をしたところ、30分ほど待ってもらえればレンタカーを貸せると言われました。
窓口の担当者の方が、マネージャーと掛け合ってくれて、急遽レンタカーを貸してくれることになったのです。
30分ほどの待ち時間の間に担当者とのやりとりをして、日本の運転免許証や国際運転免許証、クレジットカードなどを提示し、担当者と連絡できるようにWhatsAppの連絡先を交換しました。
ブルネイでは、Whatsappを連絡手段として使うことが一般的なようなので、レンタカーを借りる際には準備をしておいた方が良いかもしれません。

諸々も貸出手続きを終えた後は、時間が余ってしまったので、窓口の担当者の方と会話しました。
担当者はブルネイで生まれ育った30代くらいの女性だったようで、ブルネイの魅力や観光地、美味しいお店などをこちらに質問しながらも色々と教えてもらいました。
私が、「ここへ行きたい」と言うと、「そこは絶対に行った方がいいよ!」とおすすめしてくれたので、余計に背中を押された気分にもなりました。
そんなわけで、レンタカーの準備が整ったようなので、空港の外へと出ます。

空港の外の雰囲気は、まさに南国の雰囲気です。
日本だと沖縄の石垣空港の雰囲気に少し似ているかなと思いました。

担当者の女性に案内されるままに、レンタカーがおいてある場所へと向かいます。
ブルネイ国際空港には、レンタカーに限らず、大量の車が駐車してありました。

今回私がお世話になるレンタカーに到着です。
乗車の際には、日本と同じように車に傷がないかを確認し、契約書にサインをします。
返却時のガソリンスタンドの位置や車の操作方法などを教わり、いざ出発です。
そもそもトヨタ車なので、日本で借りるレンタカーと操作方法に違いはないのですが。

ブルネイ国際空港 → バンダルスリブガワン市内までのドライブ
レンタカーはオートマ車なので、運転も安心です。
ブルネイ国際空港の駐車場を抜けて、いざ街中へと出ていきます。
ブルネイの公用語はマレー語ですが、英語も広く使われているようで、道路標識にはマレー語と英語が併記されていました。
マレー語だけだったら読めないので、英語があって安心しました。

綺麗に整備された道路を走り、空港の敷地内を出ていきます。
天気も良く、今日は絶好のドライブ日和ですね。

ブルネイダルサラームへようこそ、と書かれています。
道路は車線数もあり、日本と同じ左側通行なので走りやすいです。

交差点多くは、ラウンドアバウト(環状交差点)になっていました。
以前、オーストラリアやニュージーランドでも国際運転免許証で運転をしていたので、ラウンドアバウトでも驚きません。
中の車が優先で、車がいなくなった隙を狙って、時計回りで交差点に進入します。
日本だとあまり見かけないので、初見だと驚くかもしれませんが・・・

ブルネイへようこそとの看板には、まさかの日本語も書いてありました。
日本にいるとあまり聞き馴染みのない国ですが、ブルネイの石油や天然ガスの主な輸出先は日本だったり、ブルネイの皇太子の結婚式には日本の皇室が呼ばれたりと、実はけっこう日本と関わりの深い国でもあるのです。
だからこその日本語表記なのかもしれません。

その後も車を走らせ、南国の空のもと、バンダルスリブガワン中心部へと向かいます。
道路は広く、道も整備をされており、走りやすいのがブルネイの道路の特徴です。

ブルネイ国際空港から、バンダルスリブガワンの市内中心部まではおよそ車で15分、およそ10kmほどの距離になります。
空港から10分ほど走ると、郊外の風景から、ビルがチラホラ見えてくるようになりました。

ブルネイの道路では、白線がギザギザになっている光景をよく見かけます。
交差点付近やカーブの箇所などにあるので、減速の目印なのでしょうか。

横断歩道の前もギザギザになっているので、おそらくそういうことなのでしょう。

ブルネイの首都バンダルスリブガワンの中心部に到着です。
とても首都の光景には思えませんが、ブルネイという一国の首都なのです。
人口46万といえば日本の金沢市に相当するくらいですが、金沢の中心部ほどは発展をしていないように思います。

高層のビルこそありませんが、背の低いビルがいくつか立ち並んでいますね。
ここまで街を中を歩いている人をほとんど見かけなかったのですが、ようやく見かけました。

街の中心部には、街灯が数多く立ち並んでいますが、日本と比べても間隔が狭いように思います。
郊外の道路にもずらりと街灯が並ぶ光景を目にしたり、道路も非常に整備されており路面状況もよく、インフラへの力の入れ具合には関心させられましたね。

街の中を普通に走るだけであっても、至る所にイスラムの宗教関連施設があったり、金色に輝く建物を目にすることもありました。

私がこれまでの東南アジア旅で見てきた街中にバイクが数多く溢れる光景や自転車の姿も全く見ることはなく、非常に先進的な街であるとドライブをしていて感じました。
ブルネイは先進国と同様のインフラがあり、治安も非常によく、所得水準も高いという他の東南あアジアの国々が追随すべき理想の国なのではないかと思いましたね。

これらは、オイルマネーという恵まれた条件があってこそ成り立つのだと思いますが。
バンダルスリブガワン市内中心部
周りの街の様子を観察しながらドライブをしていると、あっという間にバンダルスリブガワンの市内中心部に到着をしました。
道路脇には車を停めるスペースが確保されていたので、車を停めて街中を散歩しようと思います。

モスクや黄金に輝く建築物が見えるのも、まさにブルネイらしい街並みです。
先ほどまであんなに晴れていたのに、雲行きが少々怪しくなってきたので、早めに行きます。

今回、レンタカーとして借りている車です。
トヨタのセダンタイプの車種で非常に走りやすかったです。
街中を走っている車の多くもトヨタなどの日本車で、世界でのシェアは本当に凄いのだと改めて思いましたね。

ブルネイは東南アジアの国なので、バイクが多く、運転も難しいのでは?という先入観もありましたが、全くと言っていいほどそんなことはありませんでした。
道路は非常に整備され、歩行者や自転車、バイクもほとんどおらず、運転のしやすい国でした。
車社会ではあるので、幹線道路など交通量は非常に多いですが、ブルネイの運転マナーは非常に良くて安心して走ることができました。
ただし、右左折時にウインカーを出さない車がほとんどだったことには驚きましたね。


