女王が住むのにふさわしい街クイーンズタウンから、ニュージーランド南島南東部に位置するリゾート地ワナカ(Wanaka)を目指します。
レンタカーも借りて、最終目的地は南島の最大都市クライストチャーチです。
今回はその第一歩として、ニュージーランドで初めて自分で車を運転しながら、その圧倒されるほどの大自然の数々を見ることができたドライブ記をご紹介したいと思います。
クイーンズタウン 〜 ワナカ 1時間のドライブ
クイーンズタウンからワナカまでは、車でおよそ1時間10分ほどの距離にあります。
距離にして、およそ70kmほどでしょうか。
ワナカまでは高速道路はありませんが、一歩街を抜ければ、一般道でも制限速度が80km〜100kmほどとなっている区間も多く、もはや高速道路とさほど変わりません。
それに日本と同じく左側通行なので、多少は運転のしやすさもあります。
クイーンズタウンを出発
クイーンズタウンでの全ての観光を終えて、いよいよこの街に別れを告げます。
滞在をしたのは2泊3日でしたが、中身の濃い日々を過ごすことができました。
寂しさを胸に、いよいよ出発です。

今日の、ドライブルートです。
宿泊地は、ワナカよりもさらに北東にあるテカポ湖ですが、まずはワナカを目指します。
ニュージーランドでの初めての運転にしてはちょうど良いくらいの距離でしょう。
まずは、街を抜けて、国道6号線を進んでいきます。
遠くには、雪景色の山々が連なっており、美しい景色が続きます。

横断歩道のない場所ですが、歩行者がいたので道を譲ります。
どこの国へ行っても譲り合いの精神は大事です。
歩行者も笑顔でこちらへ向けて、挨拶してくれました。

徐々に街を抜けて、建物の数が少なくなってきました。
周りには高い山々ばかり。
これからどんな車窓を見られるのでしょうか、楽しみです。

日本ではあまり馴染みのない環状交差点(ラウンドアバウト)にも遭遇しました。
ニュージーランドの大きい交差点では、基本的には環状交差点が多いです。
円の中を走っている車が優先で、車がいない隙を狙って交差点の中へと進入します。
そして、時計回りに回りながら、自分の進みたい方向に退出していきます。

仕組みを知らないとちょっと危険なので、事前にネットで予習をしておくべきでしょう。
ですが運転をしていて日本との一番大きな違いが、環状交差点の有無なので、これさえマスターしてしまえば、あまり運転を怖がる必要はないです。
ワナカの方向へ向かって、交差点を退出します。

街を抜けると、直線区間は一般道でも、80km〜100kmほどの制限速度になります。
慣れないうちは飛ばし過ぎないようにしたいですが、周りの車も早いので付いていきます。
明日までの最終目的地のクライストチャーチまでの距離は、ここから473kmです。
これから2日をかけて、この道を走破します。

国道6号線を抜け、クラウンレンジロード(Crown Range Road)へ
クイーンズタウンの北東およそ20kmの距離にあるゴールドラッシュで沸いた街アロータウン(Arrowtown)付近のアロージャンクションで国道6号線を離れます。
そこからの道は、クイーンズタウンとワナカの街を繋ぐ最も近い道となります。
その名も、クラウンレンジロード(Crown Range Road)です。
ニュージーランドでも最も高い地点(1121m)を通る道路で、冬季は雪と氷に覆われ、通行が困難になることもあるようです。

この道路に入ると、山々を抜けて、徐々に高度が上がっていきます。
私は訪れたのは8月の真冬でしたが、もう少しで春を迎えることもあり、この日は雪や氷による通行止めの影響はなさそうです。

雪景色の山々が近づいてきました。
あの山々を超えていくのです。

木の生えていない山々には残雪があります。
それだけ標高の高いところへと上ってきました。

まさに景色は壮観で、車の窓からでも遠くまで見渡すことができます。
山に木が生えておらず、この景色は日本では見ることができません。
雰囲気としては、イギリスのマンチェスターからシェフィールドの間にあるピークディストリクト国立公園を走ったときとそっくりです。
分かりずらい例えですみません・・・

さらに進むと、急に視界が開けて、あたり一面雪景色になりました。
まさにニュージーランドのドライブ旅で見たかった景色はこんなのを想像していたのですよ。

上空から撮影をすれば、まさに車のCMで出てきそうなワインディングロードです。

対向車もそこまで多くなく、大自然の中を独走状態です。
時々すれ違うときは、隊列をなして車が進んでいきます。

一般道にも関わらず制限速度は80km以上なので、けっこう飛ばせます。
もちろん安全には気をつけてですが。

これでもかというくらいカーブを曲がると、徐々に下り坂になってきました。

一直線の道路を進むと、ワナカの街はもうすぐそこです。

オタゴ地方にある国内有数のリゾート地「ワナカ」
ワナカ(Wanaka)の街は、ニュージーランドのオタゴ地方にある国内第4位のワナカ湖に面した風光明媚なリゾート地です。
世界的にも有名な観光地が点在する南島の中では、まだまだ認知度は高くない街かもしれませんが、その大自然の豊かさを背景にした街並みには非常に魅力がありました。
人口が7,000人ほどしかいない街ながらも、近年魅力を高めるワナカの人気スポット#ThatWanakaTreeを今回は訪れます。
ワナカの街へ
レンタカーでいよいよワナカの街へと入ります。
これまでは時速100kmで一般道を快走していましたが、街に入る少し手前から速度は40km制限になりました。
速度は厳守のようで、街に入った途端に他の車もピッタリ40kmで走り始めます。
先ほどまで直線道路を時速100kmで走っていたのがまるで嘘のようです。

街の中心部へ入りますが、高い建物もなく、郊外ののどかな街の雰囲気があります。

そして目の前には、ワナカの街の象徴でもある、ワナカ湖が見えてきました。

湖に沿うようにして走る通りが、メイン通りのアードモア・ストリート(Ardmore St.)です。
アードモア・ストリートを右に行けばワナカの街の中心へ、左に行けばシンボル#ThatWanakaTreeへと向かうことができます。

今回は左方向にアードモア・ストリート進み、#ThatWanakaTreeへ行きます。

ワナカの街のシンボル #ThatWanakaTree
ワナカの街のシンボル、ワナカ湖に浮かぶ#ThatWanakaTreeを一目見るため、まずは駐車場に車を停めます。
人気の場所とあってか、無料で停めることができる駐車場が用意されていました。

車を降りて、湖の方へと歩いていくわけですが、途中で山の方に煙が出ているのが見えました。
これは山火事か?と思い、SNSで調べてみましたが、山火事に関する投稿は見当たらず。

野焼きなのか、焼畑農業をしているのか分かりませんが、火事でないとすればそのどちらかでしょうか。

気を取り直して、ワナカ湖の方へ進みます。

澄み渡る青空と、それに負けないくらいの湖面の美しさは言葉になりません。
ニュージーランドの南島に来てから、毎日のようにこのような景色を見ることができて幸せです。

ワナカ湖を一目見にきたのか、人の姿も見かけます。

風も少し吹いており、なんとも気持ちが良いです。
空気が綺麗なので、深呼吸を何度もしてみます。

砂浜ならぬ、湖のほとりを歩いていきますが、途中には大きな水の通り道があります。
雨が降ることによってできた小さな川によって、侵食されてできた地形でしょうか。

大きな溝になっていますが、ここを飛び越えて反対側へと歩いていきます。
別にジャンプをしなくても、小股でも跨げるぐらいの川幅のところもあるので、心配は必要なし。

クイーンズタウンのワカティプ湖でも見かけた渡り鳥でしょうか。

そして、ようやく見えてきました。
目の前に見える一本の木こそが、#ThatWanakaTreeです。

ここは、Instagramによって一躍有名になった観光スポットのようで、実際にInstagramで調べてみるとハッシュタグ#ThatWanakaTreeや#WanakaTreeなどの投稿がたくさん出てきます。
私もニュージーランドを訪れる前に、Instagramで見かけた情報で実際に行ってみたいと思うようになりました。

湖の中で孤独に力強く生える一本の木はまさに芸術です。

この木を見るために、ニュージーランド国内、そして世界中から観光客が集まるわけです。

ちょうど私が訪れた時は、ワナカ湖の湖面の水位が下がっていたので、木の真下まで近づくことができました。
4月の秋になると、手前に広がるポプラ並木の色付きと、黄葉したワナカツリーを両方見れるとあって、より美しさが増すのだそうです。

ワナカに滞在をしたのは、およそ30分ほどでしたが、気分のリフレッシュと素晴らしい景色を見ることができました。
ここからは再び車を走らせて、次の目的地アオラキ/マウントクックへと向かっていきます。
目立つ赤色のレンタカーに乗って、再び出発です。



