パーネル通りでランチを食べたあとは休憩も兼ねて、近くの公園を歩くことにしました。
その公園こそが、パーネル通りの西側に位置するオークランド・ドメイン(Auckland Domain)です。
オークランド最古の都市公園で、なんと火山活動によって形成された公園なのだそうです。
確かに公園内を歩いてみると、小高い山があったり、富士山の樹海のような森が生い茂っていたりと、過去の火山活動を彷彿とさせる地形がありました。
公園自体が小高い丘になっているので、オークランド市内を見渡すことができる場所としても有名ですので、公園に遊びに行くというよりも、山に行く感覚が近いと思います。
今回はそんなオークランドドメインと、公園内に位置するオークランド戦争記念博物館の外観を見てきたので、その様子をご紹介したいと思います。
火山活動でできた都市公園「オークランド・ドメイン」を歩く
パーネル通りから細い路地を抜けて、鉄道の線路を越えるとオークランドドメインの敷地内に入ることができました。
道なきみちに近いようなところなので、冒険している感じがしました。
でもルートとしては、しっかり正規のルートを歩いています。
知らないうちに、私有地や立ち入り禁止の場所に入っていたら大変ですからね・・・
オークランド・ドメイン内の山道を歩く
オークランドドメインを歩いていると、ようやく案内標識に出会いました。
ここまで案内板が見当たらなかったので、本当に大丈夫か?と不安でしたが、一安心です。
看板には英語でAuckland Domainと書かれていますが、その下には英語ではない文字があります。
これは、先住民族マオリの言葉で書いてあるのでしょう。

もはや公園というよりは、森の中を登山している感覚です・・・
案内板に従えば、この道をまっすぐ進めばオークランド戦争記念博物館に到着できるようです。
動物に遭遇しないか不安ですが、先に進んでみましょう。

後ろを振り返ってみました。
もちろん他には誰も歩いている人はいません。
それに雨まで降り出したので、早くこの森から抜け出さないといけません。

雨は強くなったり弱くなったりを数分ごとに繰り返すので、雨が強い時は木の下で雨宿りをしながら、森を抜けるところまで歩いていきました。
Googleマップを頼りに歩いていきますが、電波が繋がるので問題ありませんでした。
オークランドドメインにある「オークランド戦争記念博物館」
森を歩き始めて、およそ10分ほどでしょうか。
ようやく森を抜けて、緑色の芝生が生い茂る小高い丘が見えてきました。
この小高い丘の上に立つ左右対称の建物こそが、オークランド戦争記念博物館(Auckland War Memorial Museum)です。
ここは、オークランドドメインの最頂部でもあるので、一番景色の良いところです。

芝生の上を歩きながら、丘を登って博物館へと行ってみましょう。
博物館の形だけ見れば、イギリスの大英博物館に似ているかな?という感じです。
丘の上に佇む光景は、まさにラスボス(最後の砦)のような雰囲気があって圧倒されます。

博物館の前までやってきました。
石碑には、LEST WE FORGET「私たちは忘れない」という言葉が刻まれています。
この博物館自体は、オークランド博物館とも言われており、戦争をテーマにした内容以外にも、ニュージーランド史、軍事史、自然科学史などの様々な展示があるそうです。
私たちは忘れないというメッセージは、戦争に関する内容に対してだと推察しますが、過去のニュージーランドで起きた出来事に対しても忘れないという意味があるのではないかとも思いました。

博物館の建物の上部を見てみると、英語での文章があります。
ギリシアの政治家ペルクレスの言葉「地球全体が偉人の墓である」という内容が刻まれています。

博物館からの前面展望では、オークランドの街の様子も望めました。
雲が多いので、少し暗いのが残念でしたが・・・

オークランド戦争記念博物館の中に入ろうかかなり迷いました。
展示の内容には大変興味があったのですが、所要時間と費用を考えると勿体無いので・・・
大人の入場料28NZD(約2,400円)、じっくり鑑賞すると半日程度かかるようです。
フライトの時間もあるので、せいぜい滞在できても1時間程度しかないのです。
博物館の外観を見るに留めることにしました。

中にはどんな展示があるのか気になったので、地球の歩き方やネット記事を参考にして、色々と調べてみました。
主な展示内容としては、マオリ族の歴史やニュージーランドの自然科学、第一次・第二次世界大戦に関する展示が3階にわたって展示されているようです。
また、内部には日本の原爆に関する展示もあるといいます。
現在に至るまでのニュージーランドの歴史を辿れば、イギリスの植民地化に対抗するために先住民マオリとイギリスとの間で発生した武力衝突「マオリ戦争」。
イギリス側について戦った「第一次世界大戦」や「第二次世界大戦」。
数々の戦果を乗り越えて、今の平穏なニュージーランドがあるというわけです。
大戦中には日本との敵対関係にあったニュージーランドですが、現在では友好国として様々な分野で協力をしています。
もし博物館の中に入れたなら、そういったニュージーランド側の視点での展示内容を見てみたいと思っていました。
またいつか、ニュージーランドを訪れたら、リベンジをしてみたいと思います。


