クイーンストリートを一通り歩き回ったあとは、ブリトマート駅周辺からバスに乗って移動をします。
昨日訪れたヴァイアダクトハーバーのさらに西側のエリアには、実はまだまだ海に面したフォーターフロントエリアが広がっており、行ってみたいと思っていました。
このエリアからはオークランドの街並みとともに、数多くのヨットを見ることができて、まさにCity of Sails(シティ・オブ・セイルズ)と言われる象徴のような景色を見ることができました。
今回は、ウィンヤードクォーター(Wynyard Quarter)エリアで興味深いところをたくさん歩いてきましたので、その旅行記としたいと思います。
帆の街オークランドの象徴地区「ウィンヤード・クォーター」
ウィンヤードクォーターの街歩きで、今回訪れたのはこれから紹介する3箇所です。
最初の訪れたのが、ウィンヤード地区を周遊する路面電車「オークランドドックライントラム」、次に訪れたのがオークランド市内を一望できるウィンヤードクォーターの絶景スポット、そして最後に「オークランドフィッシュマーケット」の順番です。
この街は、ウォーターフロントでありながら、商業タウンでもあるので、さまざまなお店が軒を連ねるエリアでもあるのです。
1箇所ずつ、時間に余裕を持ってじっくり見てきましたので、ひとつずつ紹介をしたいと思います。
オークランド・ドッグライントラム
ブリトマートからまず最初にやってきたのが、オークランド・ドッグライントラム(Aucklamd Dockline Tram)です。
ブリトマートからはヴァイアダクトハーバーを挟んで、およそ600mほどの距離にあるので、歩けない距離ではないのですが、今回はバスに乗って移動をしました。
ウィンヤードクォーターに最も近いバス停で降りたところ、ちょうどこちらのドックライントラムの近くで降車することになったので、偶然にも寄ってみたという感じです。

私が訪れたときは、たまたま停車をしていて、全く動いている様子がなかったので、飾りかと思いましたが、実際にはこのエリアを運行しているというのです。
見た感じからして、実際の運行路線とは思いませんよね・・・

1956年に一度オークランドの路面電車は廃止になっていますが、55年の時を経て、ここオークランドの地に復活をしたのが、こちらの路面電車なのだそうです。
車両はオーストラリアのメルボルンで使われていたものを利用しています。

運行時間をしっかり調べておけば、乗れたのかもしれませんが、そこまではしなくても・・・
ということで、外観をじっくりと眺めてみることにしました。

まさか、オークランドで路面電車を見かけることになるとはという感じです・・・
この街には、路面電車は走っていないというイメージがあったので、驚かされました。

車体の色は、黒、肌色、赤の3色が基調になっています。
車内までは見ることができませんでしたが、中には木製のクロスシートが設置されているそうです。

車体には、オークランドドックライントラムとの文字があります。

せっかくなら、街中を走行している姿を見たかったですし、乗ってみても面白かったと思います。
街の中心部ブリトマートの方までは行かず、ウィンヤードクォーター周辺を運行している路線なので、実用性には欠ける部分がありそうですが、観光列車としてはけっこう良さそうでした。

ウィンヤードクォーターからのオークランド市内眺望
続いて向かったのが、ウィンヤードクォーターからオークランド市内を一望できる絶景スポットです。
これまで行ったオークランドの観光地での中でも最もCity of Sailsたる所以を感じた場所でした。

この場所からは市内中心部から少し離れた場所なので、市内の街の全体感が掴めますし、何よりも湾内に数えきれないほどのヨットが停泊をしているので、オークランドという街を知ることができたという達成感というか満足感のようなものを感じられるのです。

スカイタワーの手前に見えている光景が、ヴァイアダクトハーバーの光景なので、それよりももっと遠くから市内を眺めているということになります。
写真の奥の方の見えている場所に、昨日は訪れていたのでまだまだ強く印象に残っていました。

街中には雲が立ち込めてしまっていて残念ですが、それでも景色は素晴らしいです。

世界中を旅しても、ここまでヨットの多い街はそうそうないのではないでしょうか。

オークランドの街の象徴は、なんといってもスカイタワーです。
スカイタワーと、ヨットが湾内に浮かぶ光景こそ、まさにオークランドですよね・・・

もう少し雲が晴れてくれれば綺麗な景色を見られるのですが・・・

ところどころ雲の切れ間はあるものの、結局太陽の光はなかなか届きませんでした。

見る方向を変えてみると、ウィンヤードクォーターの案内板がありました。
ベンチも多く設置されており、休憩なんかもすることができます。
今にも雨が降り出しそうな天気ですが、まだ天気はなんとか持ち堪えています。
ちょうどベンチで休憩をしていたところ、現地のテレビ局の取材クルーでしょうか。
アナウンサーとカメラマン、そのほかスタッフの数人で、どうやらテレビのレポートをしているようで、アナウンサーに笑顔で挨拶をされました。
現地のテレビ局だと思いますが、オンエア中ではなかったようなので、テレビに映りはしなかったのでしょう。

現地の人からすれば日本人は珍しかったのかなと思いましたが、実際にはニュージーランドに多くの日本人が訪れているので、そんなに珍しくはないかもしれません。
偶然にも愛想の良い、アナウンサーに遭遇したのかもしれません・・・

異国での思い出は、ひとつひとつの出来事が鮮明な記憶として残るので、このようなちょっとした出来事でもずっと覚えているのです・・・
100年の歴史がある魚市場「オークランド・フィッシュマーケット」
ウィンヤードクォーターには、もうひとつ大きな観光地があります。
オークランドで100年以上の歴史を持つ魚市場「オークランド・フィッシュマーケット(Auckland Fish Market)」です。
ニュージーランドも日本と同じように周りを海に囲まれた島国で、排他的経済水域の大きさは世界でも有数の規模なので、水産業も盛んなのです。
南半球には大きな国も数少なく、ニュージーランドのような島国の経済水域が大きくなりやすいことは容易に想像できますよね・・・

ここオークランドフィッシュマーケットでは生魚を直接購入することもできますが、館内には10店舗ほどの海鮮レストランがあるので、手軽に食事もできます。
日本の魚料理と比べて、価格が高いのは否めないですが・・・

湾に面した北側からもマーケット内に入ることができますが、ここは南側の入口になります。
朝の10:30にも関わらず、けっこう人は少なめで、営業しているのかな・・・という感じでした。

この建物は、レストランというよりも、魚市場のオフィスみたいなところなのかもしれません。
明らかに、観光客の姿は見かけませんし、そもそも人が全然いないのです・・・

フィッシュマーケットという大きな文字と、魚の絵柄が描かれているので、魚市場であることははっきりと分かるのですが・・・

北側の湾の方向から、フィッシュマーケットを眺めてみました。
それでもやはり、ほとんど人がいません。

本当に今日は営業をしているのか?と疑問に思いつつも、レストランの建物を見つけました。
私のフィッシュマーケットのイメージは、日本でいれば築地や豊洲、オーストラリアで言えばシドニーのマーケットを想像していたので、少し拍子抜けしてしまいました・・・

せっかくなので、建物の中へと入ってみましょう。

お店はしまっていたり、空いていたりと、やはり人の賑わいは全然ありません。

あまりにもお客さんが少ないので、心配になってしまうほどです・・・
中央のテラス席ですが、ここにも人の姿はまったくありませんでした。

館内に再び戻り、ようやくフィッシュマーケットらしい開店しているお店を発見しました。
店頭では、光り輝くサーモンがまず目につきました。
海外の魚市場ではよくあるようですが、販売単位は1kgごとの販売になっています。
こちらのサーモンも、1kgあたり54.95NZD(日本円でおよそ5,000円)程度で販売されています。

聞きなれない名前の魚もたくさん置いてあります。
フエダイ科のスナッパー(Snapper)は、シドニーの魚市場でも見たことがありましたね・・・

赤い魚は、マグロでしょうか。
1kgというと想像がつきにくいですが、それで5,000円程度というのは結構な値段ですよね・・・
こうやって美味しそうな魚が並んでいると、一切れでも良いので食べたくなるものです。

日本では見慣れない魚も多くいるので、見て歩くだけでも面白いですよ。
もちろん食べられるなら、食べたほうが良いに違いありませんが・・・

ここまでが、オークランドのウォーターフロントであるウィンヤードクォーターの名所をいくつか散歩してきた旅行記となります。
あまり知られていない場所もあったと思いますので、オークランドのあまり知られざる場所として歩いてみると新たな発見があるかもしれません。


