明日のブルー・マウンテンズ観光に備えて、この日宿泊をしたのはカトゥーンバ駅からも徒歩で行くことのできる「カトゥーンバ・ファミリーホテル(The Katoomba Family Hotel)」です。
1泊の値段は、およそ14,500円でした。
今回の旅では、二人で割るので、一人あたり7,262円でした。
オーストラリアの物価を考えれば、安く泊まれた方でしょう。
ブルーマウンテンズ周辺は、ホテルの数も限られているので、ホテルの価格が上昇する傾向がありますが、グレードを落とせば1万円前後で宿泊できるホテルもあると思います。
いっぽうで、ホテル滞在時に不運な一報を受けることになりました。
このホテルに宿泊をしている最中に、またもや2日続けて日本のニュースを目にすることになります。
そう、前日の2024年1月1日に発生した能登半島地震に続き、この日2024年1月2日には羽田空港でJAL機が海上保安庁の航空機に接触して大炎上をする事故がありました。
日本を離れている間に海外のトップニュースになるようなことが立て続けに起こっており、日本にいない間に日本はどうなってしまっているのだろうという不安感に襲われました。
今回はホテルの滞在記と、ホテルのテレビで見た羽田空港地上衝突事故の記憶についても振り返りたいと思います。
「カトゥーンバファミリーホテル」宿泊記
ホテルの外観
ホテルの外観だけを見れば、実際のGoogleマップの評価である3つ星ホテルよりもグレードの高い、4つ星クラスを想定できるかもしれません。
白と黒を基調とした外壁で、カトゥーンバの街の中では目立つ建物でした。
建物の中には、ホテルの受付のような場所はなくて、入り口を入るとパブしかありません。

エントランス
こちらが建物の中ですが、見渡してもホテルの受付はありません。
確かに外観にはカトゥーンバファミリーホテルと書いてありますが、ここは本当にホテルなのでしょうか。
探しても受付のようなところは見当たらなく、疑心暗鬼になりながらもパブのスタッフにホテルの位置を尋ねてみることにしました。

すると、パブの会計カウンターがホテルの受付でもあると言われました。
どう見ても、ホテルの受付には見えませんが、ここでホテルのチェックインをしてくれるようです。
ここまでホテルの受付感の無いホテルは私の人生の中でも初めてかもしれません。
店内に入った途端、間違ったところに来てしまったと一瞬退店しようと思ったぐらいでした。

どう見てもパブの会計カウンターでしか無い場所で、チェックインをすることができました。
部屋の鍵をもらい、客室は2階にあるとのことで、階段を使って2階へ上がりました。
雰囲気としては、飲食店の隠し部屋に宿泊するような感覚に陥りました。
客室
2階に上がって、少し年期の入った廊下を通り、鍵の番号と同じ3番の部屋の扉を開けます。
客室の中は、さてどんな感じでしょうか。

年期の入った廊下と比べて、多少はホテルの客室内の方が新しい感じがしました。
ホテル滞在がメインなのではなく、ブルーマウンテンズの観光がメインですから、今日は安全に泊まれて寝ることさえできれば良いのです。
湿度が高く、部屋の中に独特の匂いがありましたが、ギリギリ許容範囲内です。

ホテルに到着後に、カトゥーンバの街を歩きましたが、霧が出ていて湿度が高かったです。
そのせいもあってか、ホテルの中まで湿度が高くなっていたのでしょう。
エアコンもついているので、除湿をすれば湿度の問題は解決します。
ただし、よくある使い古されたホテルの匂いは、エアコンをつけても抜け切りませんでした。

ベッドはダブルベッドと、シングルベッドが2台設置されていました。
シングルベッドは幅が日本のものと比べて狭いので、寝相が悪いと床に落ちる可能性があります。

部屋の扉は、側面が一部剥がれ落ちていました。
それだけ使い古された建物なのでしょう。
公式HPを見ると、2024年に一部の客室が改装されたようなので、現在は匂いの問題などは解消しているかもしれません。
私が訪れた2024年1月2日現在では、2024年もまだ始まったばかりなので、改装されていないタイミングでの宿泊だったということでしょう。

水回りの撮影は忘れてしまいましたが、3つ星クラスのホテル相当でした。
格別に清潔感があるというわけでもなく、かといって汚くもない、至って普通の水回りです。
ホテルから徒歩5分のスーパー「Coles Katoomba」に立ち寄る
カトゥーンバファミリーホテルには、パブが併設されており、夜でも賑わっていました。
せっかくカトゥーンバの街まで来ているのですから、パブでディナーでも良かったのですが、日本みたいに安くはなく、腹一杯に食べればひとり5,000円は軽く超えてしまうでしょう。
費用を抑えるためにも、外食は諦めて、近くのスーパーマーケットで食料を調達することにしました。
ホテルから歩いて5分ほどのところにある、大型のスーパーマーケット「Coles Katoomba」に立ち寄ることにしました。
ホテルから徒歩で移動できるので、できるだけカトゥーンバの街でコスパよく過ごしたい方には、このホテル&スーパーマーケットで食料調達はおすすめの選択肢です。

適当にお腹を満たせて、できるだけ安い食料を買い込みました。
オーストラリアにしては安くて、思わず手に取ってしまったイチゴです。
1パックだと、日本円で200円を切るわけですから、日本と比べても安いと思います。
ホテルに戻ってイチゴを食べましたが、正直なところ軍配は日本のとちおとめにありそうです。
とちおとめで有名な、栃木県出身者だからこその辛口評価とさせていただきます。

2夜連続でトップニュースが「日本」のニュース
ホテルの評価とは全く関係が無いですが、スーパーマーケットに買い出しに行く途中のスマートフォンのネットニュースでこの日日本で発生した羽田空港の地上衝突事故の一報に触れました。
昨日の夜も、オーストラリアのニュースは日本の能登半島地震のニュースをトップニュースで長時間報道していましたが、またもや、今度は別件でのトップニュースで日本の様子が報じられることになります。
ちょうど日本を離れてオーストラリアに来ている身としては、連日テレビで日本の様子が報道され続けるという不思議な状況です。
スーパーマーケットから帰ってき私は、部屋のテレビを付けました。
そうすると、ニュースの第一報は羽田空港で飛行機が炎上しているということです。
実際の映像を見ると、より状況の深刻さに気がつきました。

JAL機に搭乗していた全員が生存した一方で、能登半島地震の救援のために北陸地方に向かおうとしていた海上保安庁の航空機に搭乗していた5人が亡くなったという情報も伝えられました。
新年早々2日連続でこのようなことが起こって、日本は本当に大丈夫なのだろうか?
この日は、日本で起きていることの重大さを知り、数日後に日本に無事に帰ることができるのか不安になっていました。

まさに目の前のテレビに映し出されている映像が、日本で起こっているとは考えもしませんでした。
こんな出来事は普段日本で生活をしていてもそうそう無いわけですから、ましてや海外でこの状況に触れれば驚くことは間違いないです。

被害の全貌が分からなかった能登半島地震の状況も東京にいるキャスターからの中継によって、オーストラリアの国営放送ABCニュースで細かく解説されていました。

2024年早々から日本を離れオーストラリアを旅している最中に様々な出来事が日本で起こっていましたが、どうするわけにもいかないので、私は翌日からの旅程をプラン通り決行することにしました。
予定通りだと日本に帰るのは数日後なので、そのころには日本の状況も落ち着くことでしょう。
無事に日本に帰れることを祈りながら、この日はカトゥーンバファミリーホテルでの一夜を過ごしました。


