ハーバーブリッジとロックス地区の観光を終えて、この日はシドニーの郊外にある世界遺産「ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)」と向かいます。
ブルーマウンテンズの滞在は移動日の今日を入れて1泊2日なので、観光できる時間は明日1日しかありません。
この日はすでに列車で到着をすれば夕方なので、翌朝からブルーマウンテンズを1日観光して、その日のうちにシドニー市内にトンボ帰りするという日程です。
ブルーマウンテンズの観光の拠点となる街カトゥーンバまではシドニー市内から直通列車が出ているので、今回は電車に乗って移動をすることにしました。
私のこれまでの旅の中では、中長距離の列車で移動することは少なかったので、珍しい体験でもありました。
シドニー市内から郊外のブルーマウンテンズまでの行き方や所要時間など実体験を交えてご紹介をしたいと思います。
シドニー市内→郊外のブルーマウンテンズ観光拠点の街へ列車移動
サーキュラー駅からセントラル駅へ路面電車で移動
シドニーのオペラハウスとハーバーブリッジの観光拠点となる駅であるサーキュラーキー駅に到着し、この駅からブルーマウンテンズ行きの列車が発着するセントラル駅へと向かいます。
サーキュラーキー駅からセントラル駅までは路面電車でも、地下鉄でも移動をすることができますが、今回は途中のホテルで預けていた荷物をピックアップするため、ホテルに近い路面電車で移動をすることにしました。
サーキュラー駅周辺は背の高い高層ビル群が立ち並びます。

夏の日差しに照らされながらも、シドニーは過ごしやすい気候でした。

シドニーの路面電車は、ライトレールと呼ばれています。
ライトレールの頭文字のLという文字が赤色の看板に描かれています。
路面電車に乗る際には、この看板を目印にして、看板の下付近にあるカードリーダーに交通系ICカードのオパールカードまたはクレジットカードをかざすことで乗ることができます。

私は携帯に登録しているクレジットカードのタッチ決済を利用して、乗車することにしました。
シドニーでは、地下鉄に乗るときも、路面電車に乗るときも、フェリーに乗るときもクレジットカードのタッチ決済で簡単に乗車できるので、非常に便利です。
日本も最近では、クレジットカードのタッチ決済が利用できる公共交通機関も増えてきましたが、シドニーに比べればまだまだだと思うので、これからどんどん普及することを期待したいです。
SuicaやPASMOを使わずとも電車に乗れれば、さらに快適になることは間違いないでしょう。

カードリーダーにクレジットカードをかざした後は、路面電車に乗り込むだけです。
電車の降車時にも、クレジットカードをカードリーダーにかざすことになっているのでお忘れなく。

一旦セントラル駅までの途中駅で降車して、宿泊用の大きな荷物をピックアップしたあと、再びセントラル駅へ向かうことになりました。
セントラル駅からブルーマウンテンズ行きの列車に乗車
ホテルで荷物を無事にピックアップして、セントラル駅に到着しました。
数日前にセントラル駅近くのホテルにも宿泊したので、このあたりは土地勘があります。
ブルーマウンテンズへ列車で行く場合は、このセントラル駅が起点となるはずです。
シドニーからブルーマウンテンズの観光拠点の街カトゥーンバまではおよそ2時間、直線距離でおよそ70kmの距離があります。

駅の中に設置された時刻表は、日本とは違って縦型の電光掲示板です。
イギリスも同じような形式なので、イギリス統治時代からの様式を受け継いでいるのでしょう。
途中駅は表示されているだけではなく、数多くありますが、降車する駅はカトゥーンバ(Katoomba)というところです。

電車に詳しいわけではないので詳しい説明は省きますが、電車の前面は黄色のカラー、側面は銀色のボディーです。

この列車に乗車をすれば、乗り換えをすることなく目的地に到着することができます。

1時間に1本の割合で「Blue Mountains Line」という、セントラル駅とカトゥーンバ駅を結ぶ路線があり、今回はその路線に乗車をします。
Googleマップに表示されたオレンジ色のラインが今回乗車をする区間です。

カトゥーンバ駅よりもさらに先までいく路線のようですが、途中駅でカトゥーンバにも停車するようでしたので、特に問題はないです。
駅の表示板を見るとブルーマウンテンズ行きとは書いておらず、終着駅のみが書いてあったので、本当にブルーマウンテンズにたどり着くのか不安はありました。

行き先を見ると、Lithgowというとこが終着駅になっているようです。
多くの路線があり、かなり広いセントラル駅で、ブルーマウンテンズ行きの列車を見つけるのは、事前知識がないと一苦労するかもしれません。
余裕を持って、セントラル駅には到着をしておくべきだと思います。

今回もクレジットカードのタッチ決済ですでに改札を済ませています。
セントラル駅からカトゥーンバ駅までの料金は、日本円で1,091円でした。
料金は時間帯によっても変動するようで、おおよそ10AUD前後(日本円で1,000円前後)と考えておくと良いと思います。
2時間も乗車する列車にしては、比較的良心的な価格だと思います。

ホームを歩き、できるだけ空いている列車を探します。
意外にも夕方だからなのか、観光に行くような人の姿はあまり多くありませんでした。
日帰りでもブルーマウンテンズには行くことができるので、夕方からわざわざ山の中に向かう人は少ないのでしょう。

今回乗車する列車は、入り口の扉を自分で開けるようです。
扉を開けて、列車の中へと入ります。

列車の中は、このような感じです。
かなり使い古された列車の雰囲気があります。

全車両が2階建てになっているようです。
途中での綺麗な景色に期待をして、景色がよく見えると言われている進行方向左側の2階席を確保することにしました。
自由席なので、特に事前の指定などは必要ありませんでした。

乗車率もそこまで高くないので、比較的快適に過ごせました。

セントラル駅を発車して、ブルーマウンテンズへと向かいます。
乗客も少なく、向かい合わせの席になっているので、目の前の席は荷物置きにしても大丈夫そうです。

シドニー郊外の街でしょうか。
徐々に高いビルが少なくなり、緑が多くなってきました。

大都市→住宅地→郊外の街→森林の流れで、徐々に山を登っていくことになります。
このあたりはシドニー郊外の比較的大きな街のようです。

1時間ほどすると、周囲は完全に山が広がってきました。
シドニーは晴れていましたが、山に近づくにつれて雲が空を覆い始めました。

晴れていれば景色が綺麗なのでしょうが、残念ながら厚い雲に覆われています。
坂を登り始めると、ブルーマウンテンズがようやく近づいてきたということです。

ブルーマウンテンズの観光拠点「カトゥーンバ」に到着
シドニーセントラル駅を出発してからおよそ2時間、カトゥーンバ駅に到着をしました。
降車時も自分で扉を開けることを忘れていたら、乗り込もうとしていた若い男性が外側から開けてくれました。
日本の自動開閉ドアに慣れていると、勝手に扉が開くと思い込んでしまうものです。

駅のホームには、ブルーマウンテンズの観光を終えた観光客で賑わっています。
シドニー中心部とは違って、かなり標高の高いところに来ているので、半袖だと夏にも関わらず寒いです。
気温はおそらく20℃前後だったのではないかと思います。

ここにいる大勢の観光客は、これからシドニー中心部へと戻るのでしょう。

ホームの端まで歩いてみることにしました。
ここから見てみると、かなり長いホームだということが分かります。

駅名表示板もちょっとした写真撮影スポットです。
海抜3,336フィートとあるので、およそ1,000mほどの高さということになります。

時刻は19:15となりました。まだまだ、日没はしていません。
夜の19時だと日本では暗いことが普通ですが、曇りでもここまで明るいことには驚きです。

ここにも、カトゥーンバ駅と書かれた看板を発見しました。

カトゥーンバ駅を出て街中へ
カトゥーンバ駅を出て、カトゥーンバの街中へと繰り出しました。
思った以上に駅前は賑わっておらず、少し寂しい感じでした。
地面が濡れているので、大雨が降ったあとなのかもしれません。

アーケード街を通り、カトゥーンバ駅からも程近いホテルに今夜は宿泊をします。

まだまだ明るいので勘違いしそうですが、既に時刻は夜の19:30になります。
今日はブルーマウンテンズの観光のピークは過ぎている時間なので閑散としていますが、翌日日中に街中を歩けば賑わっているだろう考えていましたが、予想通りでした。
明日の様子は、後編の投稿に続きます。



