シドニーハイドパークから徒歩で数分のところにあるシドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン(Royal Botanic Garden)」へと向かうことにした。
この植物園があるのは、シドニーの中心部シティから東側一帯のエリア。
オペラハウスやハーバーブリッジからも、かなり距離はあるが歩けないこともない。
広さはなんと30ヘクタールもあり、かなり巨大な公園になっている。
1816年に造営された公園内を散策してきたので、今回はその様子を紹介したいと思う。
シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」
植物園の園内へ
ニューサウスウェールズ美術館から歩いてすぐのところから植物園の園内へと入る。
園内への入場は無料なので、何度でも出入りできるのはありがたい。
門をくくれば、植物が数多く生い茂るエリアが目の前に広がっている。

門の前のところにあった小さな池には、数多くの鳥が水を飲みにきているのだろうか。
かなり気温も暑いので、鳥も水を飲みたいのだろう。

前編でも見た通り、こちらの鳥の名前はibis(アイビス)というトキの仲間の鳥ではないのだろうか。

植物園の門をくぐる前なのに、変わった植物を発見した。
エキノカクタスグルソニー(金鯱)というサボテンの王様なのだそう。
見るからに触ったら痛そうなので、サボテンの王様と言われてもピンとくる。

ひとつだけではなく、小さいものから大きいものまでいくつものサボテンがあった。

シドニー王立植物園と書かれた表札を横目に園内へと入っていく。

シドニー王立植物園の園内
園内へ入ると最初に目につくものが、「ようこそボタニカルガーデンシドニーへ」という看板。

さらに奥へ進むと見えてきたのが、ルイス・ウルフ・レヴィ記念噴水である。
ルイス・ウルフ・レヴィは19世紀イギリス統治時代のオーストラリア植民地の政治家、実業家だったという。
彼の死後、彼を偲んでレヴィ家から寄贈されたのが、こちらの噴水像なのだという。

大都市シドニーにも関わらず、ハイドパークや王立植物園のように緑が多くあって過ごしやすい。

一面に咲き誇る花の絶景はお見事で暑さを忘れさせてくれるほど。
一方で紫外線は日本に比べて数倍強いので、肌を出していると一瞬で日焼けしてしまう。

これまでの日焼けの蓄積で肌はすでにボロボロになりつつあった。
日焼け止めを塗っていても、肌は真っ黒になり、痒みもあったので早く薬を買いに行きたいと思っていた。
日陰を探しては、できるだけこれ以上日に焼けないように歩いていくしかない。

途中には、巨大なアリと、変な生物を発見。
実際にここまで巨大なありがいたら怖いのは間違いない。

南半球最大の緑の壁があるという「ザ・カリックス(The Calyx)」を訪問
さらに歩いていると王立博物園の園内にあったこちらの施設。
「ザ・カリックス(The Calyx)」という施設で、カフェやショップ、さまざまなイベントを開催できるワークショップスペースなどが設置されている。
ちょうど真夏に当たる8月に訪れたので、館内は冷房がかかっていて涼むこともできるので、休憩にはもってこい。

園内には、南半球最大という緑の壁があるという。
おそらくこちらの写真のことを指しているのではないだろうか。

壁一面にずらりと植物が生い茂っている。

確かに、ここまで大きいのなら南半球最大の大きさなのかもしれない。

カリックスという名前の意味は、「花の萼片(がくへん)で、通常は花びらを囲み、花芽の周囲に保護層を形成する輪生状のもの」だという。
これだけを聞くと分かりにくいが、花の一番外側に位置する葉のような形をしたものを指すと覚えておくと良い。
これが建物の形と関係するのかはわからないが、施設の名前はカリックスとなっている。

ここなら冷房もかかっているし、日にも焼けないので落ち着いて植物を観察することができる。

館内で涼んだ後なら、外でゆっくりするにも気持ちがよさそう。

ボタニックガーデンは、1816年にオーストラリア最古の自然科学研究施設としてオープンした植物園でもある。

ただの植物見学の拠点ではなく、さまざまな植物について学べるコンテンツも充実していた。

シドニー散歩をしていて、時間が余るようなことがあったらぜひ王立植物園を訪れてみると良いと思う。
都会の中でも緑が多く、憩いの時間を過ごすことができる公園だった。
もちろん入場料も無料なので、お金の心配は必要ない。
ただし、寄付箱は設置されていたので、ボタニカルガーデンの展示に満足したのであれば、少しばかりの寄付をするのも良いと思う。
次回は、同ボタニカルガーデン内に位置するシドニーオペラハウスとハーバーブリッジを同時に見ることができるベストスポットでもあるミセスマックォーリーズポイントを訪れます。


